■映写機(えいしゃき)
映画などのフィルムの画像をスクリーンに映し出す装置です。映写機の原形となったものは、1895年(明治28)にリュミエール兄弟が発明した「シネマトグラフ」です。日本には、1897年(明治30)にシネマトグラフが輸入され、映画が上映されます。その後、日本でも映画撮影が行われていきます。
映写機の仕組みは、フィルムを送り、光を当ててフィルムに映された像を投射するものです。フィルムの幅により8mm、16mm用などがあります。
初期は音声も流れず、手回しでフィルムを送るものでしたが、のちに発声映画になってから、モーターによって一定速度で送ることができるようになりました。
現在では、映画の上映でフィルム映写機はほとんど使われなくなり、デジタルデータをプロジェクターに入力して投映するDCP(デジタル・シネマ・パッケージ)による上映が行われています。
(※本紙をご参照ください)
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