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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信No.9

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愛媛県砥部町

こんにちは!砥部町地域おこし協力隊の佐伯靖治(さえきやすはる)です。

以前からお伝えしていますが、僕の主な業務は空き家バンクを充実させて、空き家の利活用をすることです。地域おこし協力隊として砥部町に来てからは、地元の人や役場の職員でも知らないような道路に分け入って空き家を探したり、人づてに紹介してもらったりして空き家バンクの物件登録数を増やしてきました。

ただ空き家を見つけるだけでは利活用に繋がらないので、所有者の方とコンタクトを取る手段を模索する中で、まず手始めに空き家のポストへ案内文を投函してみましたが、なかなか思うような成果は得られませんでした。そこで次に、所有者の方宛にアンケートや案内文の送付を実施しました。初期の頃には、何軒か空き家でないお宅にも送付してしまいお叱りを受けましたが、上下水道課に協力してもらって水道の使用料や閉栓の状況で空き家となっていることの確認をするようになってからは精度も上がり反響も徐々に増えてきました。

今年度、空き家バンクの新規登録15件を目標にしており、10月上旬の時点で6件登録しました。しかし、「とにかくたくさん登録する」という勢いで試行錯誤しながら動いてきたつもりでしたが、全国的に問題となっている空き家対策は思った以上に難しく、砥部町も例外ではなく、そう簡単にはいかないなと痛感しています。

来年の6月には、地域おこし協力隊着任3年目で最終年度に入ります。来年度から退任後の生業と定住のために、これまでに自分が見つけた空き家を利活用した事業を計画中です。来月号からはその事業の詳細について少しずつお伝えできればと思っております。

あなたからの空き家の相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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