■スポーツ用品は修理して使い込む 結局それが一番馴染んで使いやすい
Do PLAY。スポーツする人には競技ごとに専用の用具や用品が必要です。それら用品の販売からメンテナンスに携わってきました。いろんな物が値上がりするなか、スポーツ用品も昔と比べて高くなりました。材質や製造技術の進化で、良い新製品もたくさんありますが、すぐに買い替えたりできないですよね。そうなると壊れたら直して使い続けるようになる。リユース(物を繰り返し使う)という考えは、創業当時からずっとやってきたことなんです。
プロで活躍する選手のグラブやスパイクなども修理、メンテナンスしてきました。例えば野球のグラブは直して使い続ける。それでクタクタになって壊れる寸前まで使い込んだものが、実は一番使いやすかったりするんです。あとはそれを大事にメンテナンスしていくことが大切。
リユースが地域の人たちがスポーツを楽しむ支えになったり、健康で豊かな社会の原動力になったりしたら良いですね。
青木茂(しげる)さん
有限会社アオキ 代表取締役社長
アオキスポーツ三代目店長。今年で創業102周年の同店は創業当時からスポーツ用品の修理、メンテナンスに力を注いでいる
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