市議会9月定例会は9月5日から26日までの22日間の会期で開かれ、条例案・補正予算案などが議決されました。一般会計の補正額は4億865万円で、補正後の予算額は503億8,351万円となりました。補正予算のうち、主な事業をお知らせします。
■物価高騰対策
▽地域ポイントの還元で地域経済活性化
1億6352万円
LOVESAIJOポイント取扱店における消費や、おいしい食べきり運動推進店での飲食に対するポイント還元など、SDGsの達成に資する取り組みを支援することで、事業者を応援しながら地域経済を活性化する好循環を生み出します。
■自然共生
▽朔日市地区の排水施設を整備
1220万円
近年の局地的な豪雨の増加により、全国的に水害が頻発・激甚化していることから、中心市街地における排水施設の整備を行うことで、雨水の流下能力を向上させ、早期に浸水被害の軽減を図ります。
事業期間:令和5〜7年度
■教育文化
▽(仮称)東部給食センターの整備
985万円
令和7年9月に供用開始予定の(仮称)東部給食センターの整備にあたり、上水道配水管について、既設配水管から当該整備用地までの布設整備などを行います。
■都市基盤
▽市内を運行するバス事業者を支援
6448万円
市民の生活交通を維持・確保するため運行している路線バスに対する助成について、バス利用者がコロナ禍前までには依然回復していないことから、資金繰りに苦しむバス事業者への支援を目的として、補助金の一部を繰り上げて交付します。
■産業振興
▽水田農業の競争力強化を支援
1561万円
水田農業の競争力強化を図るため、農業協同組合が行う県産米の競争力強化、麦・大豆などの生産性向上、地域生産体制の強化に向けた取り組みの費用の一部を助成します。
実施事業者:JAえひめ未来・JA周桑
■産業振興
▽地域観光・滞在コンテンツを創出
2283万円
いしづちエリアで活躍する人材のスキルや趣味などの特徴を活かした独自の滞在コンテンツを創出し、観光客などとのマッチングができるデジタルプラットフォームを使って誘客することで、愛着や関心を高め、来訪回数の増加や滞在時間の長期化を図ります。
■産業振興
▽森林整備の担い手確保を支援
304万円
資質の高い森林整備の担い手を確保・育成するため、森林組合や認定林業事業体が行う林業従事者の労働安全衛生環境の充実、技術および技能の向上、福利厚生の充実を図る取り組みへの経費の一部を助成します。
実施事業者:いしづち森林組合、認定林業事業体(市内2団体)
■災害復旧
▽災害で被害を受けた農業用施設を復旧
184万円
土地改良区などが管理する農地農業用施設について、台風3号や7月豪雨(ともに令和5年)により被害を受けたことから、災害復旧工事に要する経費を助成します。
対象箇所(台風3号):
・石積復旧 丹原町徳能、千町、神戸地区
・水路復旧 港新地地区
対象箇所(7月豪雨):
・石積復旧・農地流出 吉岡地区
問合せ:市庁舎本館3階財政課
【電話】0897-52-1272
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