『ものづくり』にがんばる人々を紹介するコーナーです。
■コットン製品のメーカーで活躍!現場を担う熱き若手リーダー
「目指すは工場長です」。そう力強く話してくれたのは(株)MCT西条の製造グループでアシスタントグループリーダーを務める佐伯翔吾さん。
(株)MCT西条は、コットン(綿)およびオーガニックコットンを原材料とした衛生資材、衛生製品の開発・製造・販売メーカーである丸三産業株式会社のグループ企業で、コスメ・医療・衛生用品を製造しています。佐伯さんの仕事は不織布製造部門の管理者で、日々の生産管理、工場ラインの改善提案、設備メンテナンス計画立案などを担っています。
入社のきっかけは、面接時に対応した社員の方々の雰囲気がとても良かったこと。また、コットンを使った製品作りに興味が湧いたからだそう。今では3、4人で構成される製造ラインの班を4つ任されていて、若手や年配の方がいる班の中で、働きやすい環境づくりを意識しながらも、指示する内容については、年齢に関係なくしっかり伝えることを心掛けています。
24時間稼働している工場の中で、人や設備、工場全体が回っているかなど、考えることがたくさんあるため気苦労は絶えません。数年前に管理責任者に就いてからは、現場での改善案やトラブル対処法、予防策について考えることが多くなりましたが、これまでの現場経験を生かして改善してきました。仕事の効率・生産性・品質アップに効果がみられた時や、職員から「トラブルが減った」「作業がしやすくなった」という声が聞けたとき、仕事にやりがいを感じられるそうです。
自身の将来像については、「職員みんなから頼られる存在になりたい」と話してくれました。そんな佐伯さんのインタビューを、我が子を見るような優しい目で見守っている加藤工場長がとても印象的でした。(株)MCT西条の今後のさらなる活躍が期待されます。
▽今月のPEOPLE
佐伯翔吾(しょうご)さん
株式会社MCT西条勤務、入社14年目。仕事が終われば早く家に帰り、家族と過ごせることに一番の幸せを感じている。中川スポーツ少年団(ソフトボール)の監督を務める
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