当市でも地震が発生すると、古い家屋の倒壊や土砂災害、火事、津波などで大きな被害が想定されます。地震の発生を止めることはできませんが、正しく恐れ、普段から備えることで被害を抑えましょう。
■南海トラフ巨大地震
30年以内の発生確率70%~80%
最大津波高:3.4m
▼西条市の被害想定
▽人
死者:3,648人
負傷者:5,383人
愛媛県内最多
▽建物
全壊:33,132棟
半壊:17,541棟
半数以上が全半壊(全建物数:85,887棟)
※平成25年12月26日公表「愛媛県地震被害想定」より
■今日からできる備え
▼生活に必要なものを備蓄しておこう 最低3日分(できれば7日分)
▽飲料水
1人1日3ℓ、3日分で1人分9ℓが目安
▽食料品
クラッカーや缶詰など調理せずに食べられるもの、普段食べ慣れているもの
▽携帯トイレ
1人1日5回分、3日分で1人15回分が目安
できれば7日分で1人35回分が理想
※ホームセンターなどで購入可
▽生活用品(例)
衣類・下着、靴、ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ごみ袋、おむつ、おしりふき、救急用品など
▼家具を固定しておこう
大切なのは、「けがをしない」ことと「自らの命を守る」こと。
倒れた家具や家電などの下敷きにならないよう、しっかりと固定しておきましょう。
・タンス・本棚は壁面に設置して、L字金具やストッパー、ポール式器具などで固定しよう
・テレビはできるだけ低い位置に設置し、ワイヤーなどで固定しよう
・冷蔵庫は裏側をワイヤーなどで壁に固定しよう
■在宅避難も考えよう
地震発生後に避難所で生活することだけでなく、自宅や親戚・知人宅で安全を確保する「在宅避難」も有効です。自宅が安全であれば、在宅避難の方が普段の生活に近い環境で過ごせます。
▽避難先による環境の違い
■今、私たちにできること
インターンシップで市役所に来た西条高校生が、高校生目線で被災地のためにできることを考えてみました。被災地へ派遣された職員に取材し、記事を書いてくれました。
問合せ:市庁舎新館5階危機管理課
【電話】0897-52-1283
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