市議会6月定例会は6月4日から27日までの24日間の会期で開かれ、条例案・補正予算案などが議決されました。一般会計の補正額は38億6,299万円で、補正後の予算額は556億4,653万円となりました。補正予算のうち、主な事業をお知らせします。
■[物価高騰対策]物価高への支援として給付金を支給
13億5698万円
・低所得者世帯への給付金
令和6年度に新たに住民税非課税または住民税均等割のみ課税となる世帯に対して、一世帯当たり10万円(18歳以下の児童一人当たり5万円を加算)の給付金を支給します。
・定額減税補足給付金
令和6年分所得税および令和6年度分個人住民税所得割において定額減税しきれないと見込まれる方に対して、給付金を支給します。
※給付金の詳細は本紙16ページをご覧ください
■[コロナ対策]新型コロナワクチンの定期接種を開始
2億1221万円
令和6年10月から65歳以上の高齢者などを対象に、新型コロナワクチンの定期接種を開始するため、接種環境を整備し、新型コロナウイルス感染症の重症化予防を図ります。
自己負担額:3000円
接種期間:10月〜12月
■[子育て]児童手当を拡充し子育て世帯を支援
3億7958万円
令和6年10月分(12月支給分)から、所得制限の撤廃および支給期間を高校生年代まで延長するなど、次代を担う子どもの育ちを支える基礎的な経済支援として、児童手当を拡充します。
拡充後内容:所得制限の撤廃、高校生年代まで延長、第3子以降3万円など
■[子育て](仮称)小松認定こども園を整備
3124万円
老朽化が進む小松西保育所を小松幼稚園に統合し、「(仮称)小松認定こども園」として整備することにより、保育環境の整備と保育サービスの向上を図ります。
開園予定:令和8年4月
■[市街地整備]都市計画マスタープラン等の策定
1045万円
今後の社会情勢の変化に対応していくため、将来の土地利用、道路、誘導施設などの都市計画に関する基本的な方針を定めた都市計画マスタープランと立地適正化計画を策定し、現在の用途地域や道路網などを見直します。
事業期間:令和6年度〜7年度
総事業費:約2550万円
■[住宅・宅地]木造住宅の耐震改修にかかる助成を拡充
260万円
住宅や建築物の耐震化を図ることにより、大地震などから市民の生命・財産を守るため、木造住宅耐震改修事業費補助金の補助対象経費を拡充し、耐震改修設計費に対しても助成します。
補助金額:耐震改修設計にかかる費用の4/5以内で、一戸上限20万円
※補助金の詳細は本紙19ページをご覧ください
■[防災・減災]消防団の車両を更新整備
1883万円
配備から35年以上が経過する田野分団および庄内分団の小型動力ポンプ積載車を更新整備し、地域消防の最前線で活動する消防団装備の充実強化を図ります。
■[農業振興]棚田保全に取り組む団体を支援
100万円
棚田の保全に積極的に取り組む団体に対して助成し、棚田が有する農業生産や水源涵かん養、農山村の美しい風景などを次代に継承していきます。
対象地域:千町地区、天川地区
対象内容:保全活動(景観維持管理、雑草対策など)
助成額:一地区当たり50万円
問合せ:市庁舎本館3階 財政課
【電話】0897-52-1272
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