ほくほく鬼北 家族の絆 人から人につなぐ絆リレーNo.149

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■挑戦することが好き!
山崎武雄(たけお)さん
フミコさん
日吉地区にお住いの山崎さんご夫婦。出かけるときはいつも一緒で、これまでけんかをしたことがないほど仲の良いご夫婦です。
武雄さんは、数えきれないほどの多趣味で、玄関先にあるカラフルな風車も手作りしたそうです。また、手作り太鼓をお宮に寄付したり、田を貸して、児童・生徒に田植えや稲刈りを教えたこともあるそうで、自分の好きを地域に還元している印象をもちました。昔はお祝い事の際に地域で集まって神楽をする文化があったそうで、その発起人が武雄さんが住む、宮成地区の皆さんだとお伺いしました。人口が減少する中で、神楽を存続させるため、日吉地区の若者有志の皆さんに継承したそうです。
そんな多趣味の武雄さんをサポートするフミコさんは、長年学校給食を作り、「節安ふれあいの森」では手打ちうどんの指導をしていました。いつかお子さんやお孫さんと一緒に手打ちうどんを作るのが夢だそうです。
お二人とも口を合わせて「昔は地域との交流があった」「みんなで集まってお話しするのが楽しかった」と言います。仲のいいメンバーと旅行に行ったり、みんなで作った手作りこんにゃくを販売したりと、たくさんの思い出を話していただきました。
現在は、町内に住む息子さんが、よく様子を見に来てくれるそうで、農作業やお米の生産を徐々に引き継いでいます。武雄さんは結婚前から毎日、日記をつけているため、内容を確認しながら息子さんに教えているそうです。
また、お孫さんからの提案で、「なんでも館」で写真の展示会をしたお話も伺いました。誰もが経験できることではないため、やってみようか‼とオファーを受けたそうです。武雄さんの何事にも挑戦する気持ちには圧倒されるものがありました。