決算の概要と財政状況についてお知らせします。令和4年度の決算については9月議会定例会で承認されました。
前年度と比較して歳入は20.41%、歳出は22.51%と大幅に増加しています。主に、広見中学校改築事業や保育所施設整備事業など普通建設事業の増によるものですが、令和3年度からの繰越事業完了も増加の要因となっています。
歳入歳出差引額から翌年度繰越額を引いた実質収支は黒字でした。また、特別会計、企業会計も安定した事業運営となっています。
財政健全化の指標である実質公債費比率は前年度指標から0.4%増加していますが、財政状況は健全に運営されているものと判断できます。
(1)収入及び支出の概況、住民負担の状況
[一般会計]
(R5.3.31現在 人口9,469人 世帯数4,843世帯)
[特別会計]単位:千円
(2)公営企業の経理の概況
単位:千円
(消費税及び地方消費税抜き)
収益的収支…企業の経営活動に経常的な収支で、収入はサービスの提供による料金などで、支出は施設を維持管理するために必要な費用、人件費、減価償却費、企業債利息などです。
資本的収支…企業の建設改良事業に伴う収支で、収入は工事負担金や借入金である企業債などで、支出は施設を整備充実させるために必要な工事費、人件費、企業債の元金償還金です。
(3)社会保障4経費およびその他の社会保障施策
令和4年度一般会計の消費税及び地方消費税の引き上げ分の税収については、社会保障4経費(年金・医療・介護・子育て)や、その他の社会保障施策に要する経費に使用しました。
[歳入]
地方消費税交付金(社会保障財源化分) 131,036千円
[歳出]
社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費 1,883,056千円
単位:千円
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