■コロナ感染症の現況とワクチンについて
鬼北町でも10月より新型コロナウイルスの7回目のワクチン接種が開始され、高齢者施設に入居されている方から順次、現在流行しているXBB株に対応したワクチンを接種しています。
XBB株の特徴は感染力が強く、免疫をすり抜ける能力が高いことです。症状は比較的軽症なことが多く、ほとんど症状の出ない場合も見られます。しかしながら肺炎など重症化の例も少数ながら見られ、また、1~2ヶ月にわたり咳や倦怠感等の後遺障害が続く例も多く見られます。
当院でも2ヶ月の間に2回コロナウイルスに感染した例やコロナ感染は軽快したものの摂食機能や身体機能が低下し長期入院に至る例も多く見られました。
特に高齢で認知症や脳血管障害によりベッド上での生活が主体になっている方は早めのワクチン接種をお勧めします。
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