きほくのまち人探訪

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■「『生涯剣道』剣道の楽しさを伝えたい」
6月5日に日本武道館で、第45回全日本高齢者武道大会が行われ愛媛県代表として団体戦に出場し、全国優勝した古谷龍夫さん。高校の頃から剣道を始め、現在では七段の有段者で鬼北剣道会・南予六十路会に所属しています。
全国大会には、愛媛県の60歳以上の代表者とチームを組み副将として出場しました。「日本武道館で剣道がしたい。まずは楽しみたい。」という思いで試合に臨み、平成30年以降、4年ぶりに愛媛県が優勝に輝きました。古谷さんは「チームの一員として出場できてよかった。楽しかった。」と話します。
また、中学体育で武道が必須科目になり、愛媛県剣道連盟で募集していた授業協力者に登録し、平成26年に広見中学校で授業を行ったそうです。剣道人口が減ってきている今、礼儀作法や勝利への執念以前に、剣道を楽しむことを第一に教えて、時代に合った方法を模索しながら指導していきたいと意気込みます。
今後の目標は、「案内があればぜひ、大会に挑戦し続けたい。やれる間は続けたい。」と話す古谷さんの、今後の剣道人生を応援し、機会があればまたご指導いただきたいと思います。