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鬼北の足跡をたどる[第5回]

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愛媛県鬼北町

■史跡サポーターの役割とは
十一月十一日(土)、奈良山等妙寺歴史交流館の運営に携わる予定のサポーターさんとともに「史跡を歩いてモニタリング」を実施しました。
今回は、当町の文化財の保存や利活用に関してご指導賜っている下條信行先生(愛媛大学名誉教授)をお招きし、「史跡サポーターの役割」等について講話いただきました。その後、利用者目線で現地を歩きながら見どころや改善すべき箇所を点検し、最後に「わたしのお気に入りスポット」を共有しました。
下條先生には、「史跡サポーターは利用者(見学者)に対してのサポート、貢献できることを考え実践する人々であり、一方的なガイドではない。」「どういうことが利用者にとってのおもてなしになるのか考えることが大事。」「利用者の安心・安全のため史跡の状態を定期的に点検するモニタリングや、見学者の感想を具体的に聞き出すお喋りが、次の活動に繋がる気づきとなる。」といった重要な視点を指南いただきました。
現地を歩くたび、新たな発見があります。複数人の目で行う定期的なモニタリングは、見学者への満足度向上の基本と感じました。

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