■No.54 10月は脳卒中月間です。
この機会に脳卒中に関する理解を深めましょう。
脳卒中とは脳の血管が破れたり詰まったりすることによって、脳が障害を受ける病気です。時には命に関わることもあるため、予防が極めて重要です。
▽脳卒中の危険因子
(1)高血圧
(2)生活習慣病:肥満、糖尿病、脂質異常症
(3)ストレス
(4)運動不足
(5)過度の飲酒
(6)喫煙
(7)不整脈
この中でも、高血圧は特に重要で、高血圧が完全に予防できれば、日本人の脳卒中は今よりも約半分に減ると考えられています。
年齢とともに血管が硬くなると、リスクは高くなりますが、高カロリー食品の摂取増加など生活習慣の変化、仕事などでのストレス増加、デジタル機器の使用増加に伴う運動不足により、若い年齢でも発症する場合があります。
年齢に関わらず、規則正しい生活習慣が予防への第一歩です。また、定期的に健康診断を受け、その結果を確認することも大切です。
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