■大家族で楽しい日々を~とにかく生きなさい~
若藤さんファミリー
近永地区にお住いの若藤さんご家族。明弘さんの、児童福祉の会社を自分で立ち上げたいという夢を3年前に叶え、現在小学校1年から高校2年生の6名を受入れ、ご夫婦のお子さん2人の計8人で、一緒に楽しく慌ただしい日々を過ごしています。
6名の日常生活は、お互いの生活スタイルや、やってみたい!を尊重して、なるべく自立した生活ができるよう、サポートしています。また、毎年恒例、夏のイベントでは、子どもたちみんなが楽しみにしているBBQや花火を行い、思い出作りをしています。毎日を一緒に過ごす中で、子どもたちから「鬼北町で仕事がしたい。鬼北町に住み続けたい。」と言われた時に、子どもたちの成長や、やりがいを感じているそうです。ご夫婦の間で、意見がぶつかることもあるけれど、たくさんの子どもたちに囲まれ、時には、子どもたちから「言い過ぎ!」と言われることもありながら、毎日を過ごしています。
若藤さんご夫婦の間に誕生した2人の兄妹は、たくさんのお兄さん、お姉さんに囲まれながら、のびのびと成長しています。お兄ちゃんはお調子者だけど、とっても優しいそうで、最近、エプロンをつけてお母さんと一緒にお味噌汁やサラダを作って振舞ってくれました。妹ちゃんは、お家ではやんちゃですが、保育園に行くと、おしとやかでとても優秀と言われることがよくあるそうです。大人が話したことをよく話すようになったため、伝え方や言葉選びを気を付けたいと話します。
また、この仕事は、地域の方の支えや周囲の協力もあって成り立っていると話す明弘さんは、6名の子どもたちに「人に迷惑はかけないように。」、卒業する子どもたちには「命を大切にしなさい、そして生きなさい。」と伝えているそうです。
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