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健康ほくほく通信

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愛媛県鬼北町

■No.55 ~冬が来る!寒い時こそ血圧に注意~
血圧は日常動作で常に変化していますが、季節ごとにも変動しています。特に、寒くなる12月~2月の冬場に高くなることが認められています。一般的に、夏と冬では上の血圧が10mmHg程度変化すると言われていますが、大切なことは、夏であれ冬であれ血圧を適正な範囲に維持することです。そのため、「冬場は少し高めでも良い」とする考えは適切ではありません。
かかりつけ医の指導に従い、正常な血圧維持に努めましょう。

◆冬の入浴事故にご用心
お風呂の最中、頭がくらくらすると感じたことはありませんか?入浴中に意識を失い、そのまま亡くなる事故が毎年11月から4月にかけて多く発生しています。入浴時の事故が多くなる原因の一つに、急な温度差による血圧の急激な変化があげられます。
暖房のきいた部屋から、冷え込んだ脱衣所や浴室に移動すると、血管が縮まり血圧が一気に上昇、その後、お風呂に入ると体が温まり血管が広がって血圧が下がります。このような急激な血圧変化により、一時的に脳内に血液が回らない貧血の状態になり、一過性の意識障害を起こすことがあります。
予防するには、脱衣所や浴槽を温めることや、浴槽から急に立ち上がらないなどの工夫が効果的です。また、同居するご家族がいる場合は、入浴前に一声かけると良いでしょう。

◆冬は塩分過多にも気をつけて
日本人に高血圧が多い理由の一つに、塩分過多が考えられます。冬場は、発汗によるナトリウム排出量が少ない上、冬野菜の漬物や温かい麺類・汁物を食する機会が増え、さらに食欲が増進し食事量も増える傾向にあります。
◇冬の塩分控えワザ
・麺類は汁を半分残すと塩分約25%カット!(全部残すと約50%カット)
・鍋や汁物・和え物・お寿司などの味付けが物足りない時には柚子酢を活用
・汁物は野菜たっぷり具沢山で満足感UP

問合せ:保健介護課 保健係
【電話】内線3113~3116

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