■一般質問
◆末廣 啓議員
◇消防団行事のあり方について
《問》第3分団の夏期訓練においては、今年も熱中症の前兆のような症状で団員が訓練を一時外れる事態が発生した。もう少し気候のいい時期に実施した方がいいのではないか。
《答》7月下旬から8月上旬が暑さのピークとなる時期でもあり、最悪の事態が発生する可能性もあるため、熱中症による健康被害を防ぐためにも、今後の夏季訓練については、消防団幹部会等で開催時期等について協議していきたい。
《問》出初め式においても、最も寒い1月最終日曜日に行われているが、他の自治体では3月の「消防記念日」に近い日程で実施しているところもある。変える事は出来ないのか。
《答》5月に開催した消防団幹部会において、今後の出初め式については、寒さ対策のため体育館で実施していくこととした。なお、実施時期の1月最終日曜日の開催は、南予地域の市町で同一日とならないように調整されたものとなっている。
◇職員教育とハラスメントについて
《問》職員は住民から相談・問い合わせ等を受けた場合、メモ書き等をしているか。日時、相手、内容、どのように対応したかなど、記録に残すことを教育されているか。
《答》例年、新規採用職員を対象として、3月に町が実施する任用前研修において、職員が講師となり、電話対応、あいさつの仕方、伝言の受け方等について研修を実施し、6月に町村会主催で行われる新採職員研修でも、電話対応について研修を受講している。また、今年度から、1年目、2年目の職員から6名を人選し、あいさつ、言葉遣い、電話対応について研修を受講させるなど、様々な研修を行い、職員としての資質の向上に努めている。重要な内容を記録に残すことは基本的なことであるため、職員に徹底するとともに、研修の内容についても、検討していく。
《問》あいさつにおいて、声が小さく聞こえないあいさつをする職員が時折見受けられるが、改善できないのか。
《答》職員朝礼、庁議等、折を見て注意をしているが、そのような職員を見かけた際には、その都度個別に注意をしている。再度指導を徹底していきたい。
《問》電話対応について、録音システムを導入する考えはないか。
《答》現在録音機能のついている電話については、総務財政課及び町民生活課に、それぞれ1台ずつ設置しているが、近年、カスタマーハラスメントが問題となり、対応をとっている市町があることは承知しており、他市町の対応状況も参考にしながら、検討していく。
◆中山定則議員
◇町内小学校・中学校の再編整備について
《問》アンケート調査の対象者は。
《答》町内小中学校児童生徒の保護者全員、未就学児の保護者全員及び町内小中学校教職員全員を対象者とする方向で検討している。
また、一般の町民の方々の意見については、学校適正規模・適正配置検討委員会において、地域代表の委員の方々からお伺いし、各学校の学校運営協議会でもお伺いする方向で検討している。
《問》性急な再編とならないような計画案の提示を検討しているか。
《答》第1回目の検討委員会時に、教育委員会から計画案の提示を行う予定は、現時点ではない。
まずは、委員の皆様に、アンケート内容を確認いただき、方向性を検討委員会で協議・検討した後に、必要があれば計画案の提示を検討したい。
学校の再編を含む答申がされた場合は、できる限り性急な再編とならないよう考慮して、計画策定を行う。
《問》再編計画書を策定する手順は。
《答》今年度中に保護者説明会及びアンケート調査を行い、来年度、第1回目の学校適正規模・適正配置検討委員会を開催する予定としている。
協議・検討が終了し、検討委員会から教育長に提出された答申が、学校の再編を含む内容であった場合は、学校の再編計画書(案)を作成し、教育委員会、総合教育会議、議員全員協議会、保護者説明会、地域住民説明会及びパブリック・コメント等でいただいたご意見を参考に検討を進め、最終的には教育委員会に諮って、策定をする方向で検討している。
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