令和6年子泣かし天狗祭

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■元気に泣いて大きく育て
「第34回子泣かし天狗祭」は1月14日、広見体育センターで行われました。
鬼ヶ城から山里に下りてきた天狗が、子どもたちの健やかな成長と幸せを祈願するこのお祭り。今年は、令和4年に誕生した町内の子ども42名のうち29名とその家族などが参加しました。
太鼓の音とともに現れ、ゆっくりと子どもたちに近づいていく天狗。迫り来るその不気味で異様な姿に、泣き叫ぶ子どもたちの声が会場中に響き渡ります。
天狗に名前を呼ばれた子どもは、保護者の手から天狗の腕の中へ。恐怖のあまり手足をバタつかせて絶叫する子どもたちがたくさんいました。「大きく育て」「可愛く育て」と叫ぶ天狗の声に合わせて、保護者らが大太鼓を力強く打ち鳴らし、我が子の健やかな成長を祈願。最後に、「太鼓集団魁」による力強いお祝いの演奏で幕を閉じました。