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鬼北町議会 3月定例会(3)

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愛媛県鬼北町

■一般質問
◆中山 定則 議員
〔鬼北町の子育て支援について〕
〔問〕鬼北町子育て包括支援センター「おにっこ」について、今年度(2月末まで)の「おにっこ」での相談件数及び多かった相談内容は何か。
〔答〕2月末までに寄せられた相談件数は、79件で、多かった相談内容は、育児相談、発育・発達に関する相談、乳幼児健康診査に関する相談、出産世帯応援補助金に関する相談、不妊治療に関する相談、産後ケアに関する相談等であった。

〔問〕今年度(2月末まで)の子育てLINE相談の利用は何件あったか。
〔答〕2月末までの利用実人員は85人で何度も利用されている方が多いため、利用件数については把握できていない。

〔問〕子育て支援ヘルパー派遣事業の登録者が2名と少ない理由は何か。
〔答〕子育てをする上で、夫婦間や祖父母等の協力が得られるかどうかの状況は、それぞれの家庭環境によって異なるため、派遣事業の登録者が少ない理由の判断は難しいが、家族などから何らかの援助があり、家事・育児に困難を感じていない、または、困難は感じていても、ヘルパーさんが、家庭内に入ることに抵抗を感じるなどの理由で、利用者が少ないのではないかと推察する。
今後も、保護者の方々が頑張りすぎてしまわないように、利用できる子育て支援事業を、活用していただけるよう検討していく。

〔問〕新園でリニューアルした子育て支援センター「ゆめっぽけ」の現在の登録者は何名か。
〔答〕令和5年2月末現在で、47名の方が登録され、地域の子育て家庭における育児支援の拠点として、利用いただいている。また、利用状況は、今年2月末現在で、1675名の方がご利用いただいている。引き続き「育児不安等についての相談及び援助」や「子育て家庭の交流促進」、また、子育てについて、専門の講師による講習を実施するなど、家庭における育児支援に取り組んでいく。

〔問〕ファミリー・サポートセンターを設立する考えはないか。
〔答〕令和6年度に、「第3期鬼北町子ども・子育て支援事業計画」の策定に向けて、アンケート調査を実施する予定であり、保護者のニーズを把握するとともに、「ファミリー・サポートセンター」を持続的に運営していくことが可能かどうか検討し、より一層、子育て支援の充実に努めていく。

〔問〕令和6年1月に発行した鬼北町子育てガイドブックは、どのように活用するのか。
〔答〕ホームページにも掲載するとともに、妊娠の届け出時及び転入届け出の際に、ガイドブックを配布して、内容を詳細に説明し、出産や育児に関する手続き等の確認をしていただくよう心掛けている。

〔男女共同参画推進施策について〕
〔問〕「第3次鬼北町男女共同参画基本計画の成果」について、顕著な成果をあげることができた施策はあったか。
〔答〕令和4年10月に中学生を対象として、「LGBTQ」を演題に人権集会を開催、今年1月に中学生と一般を対象に、女性活躍にフォーカスを当てたミュージカルを開催するなど、中学生を対象として、意識の醸成、啓発活動に努めた。
しかし、コロナ禍における集会やイベントの自粛、また、人流抑制など行動制限もあり、計画における「集会の場や研修会での啓発活動」、また、「識者を招いてのセミナー」や「講演会の開催」など、具体的な取組自体の多くは、実施が困難な状況が続き、「顕著な成果をあげることができた施策」、成果に繋がる取組自体を充分に展開できなかった。

〔問〕「第4次鬼北町男女共同参画基本計画」について、「どのような方法で男女共同参画の進捗状況の把握、分析を行い、基本計画を作成されるのか。
〔答〕「第4次鬼北町男女共同参画基本計画」の策定については、今回実施した住民意識調査及び関係機関等における調査結果により、住民意識や実情を把握の上、計画案を策定している。
意識調査においては、依然、性別による役割意識が強い回答も多く見受けられたことから、「固定的な性別役割分担意識の解消」、「男女平等及び人権尊重意識の醸成」など、現計画における基本目標及び取組を継続、更なる啓発に努めるべく、計画案を策定し、計画案並びに取組み方針等については、「鬼北町男女共同参画審議会」において、審議をし、審議会において修正を行った計画案については、現在、パブリックコメントを実施している。

〔問〕庁内推進体制の整備について、中心となる部署を設置する考えはないか。
〔答〕男女共同参画の推進については、各部署での支援体制を活かしつつ、既存事業の充実と連携強化を図りながら、各施策を展開したいと考えており、現在のところ、新たな部署の設置等は予定していないが、分野にとらわれない重層的な取組事業の在り方についても、関係課を交えて、協議を行いたい。

〔鬼北町ホームページについて〕
〔問〕各課の掲載内容について、見直しは行ったのか。
〔答〕掲載内容については、新たな内容や見直しを図る内容、以前と同様の掲載内容とするもの等、各担当課において判断、確認作業を行ったが、掲載情報が膨大であり、本来であれば見直しや更新、抹消すべき掲載内容も散見していることから、随時、掲載内容の確認、修正、更新を行い、適正な情報発信に努めたい。

〔問〕防災行政放送・回覧の内容を「総合トップ」、「くらし」の中に挿入できないか。
〔答〕町内防災行政無線については、毎日午後6時45分の定時放送と、災害等の緊急時において、避難情報などを発信する臨時放送があり、各ご家庭に設置されている告知端末から聴くことが可能なほか、5日前までの放送については、24時間いつでも聞くことが可能となっている。
定時放送は、翌日の予定等をお知らせすることも多く、ホームページに掲載、更新された時点で、既に過去の情報となることもあることから、掲載する場合には、町民の利便性を一番に考えて、重要な情報のみをホームページに掲載するなど、運用の仕方について、今後、検討したい。
また、回覧文書は、「全地区を対象とした回覧」等の掲載について、現在、検討をしているが、掲載作業に要する業務など、各担当課において対応が可能なのか、充分に意見を吸い上げた上で、掲載の是非について判断したい。
なお、ホームページの「総合トップ」のページは、町外への情報発信を意識したアイコンを設定するとともに、掲載情報を抑え、軽量化することで、閲覧時の動作も軽く、利用し易い設計にしたので、放送内容、回覧等を掲載する場合、トップページへの掲載は、現在のところ考えていないが、トップページより下層への設定、記事の掲載等は、動作環境への影響も少なく、技術的にも可能と考える。

〔問〕電子申請システムを導入されたが、手続き項目を増やす予定はあるか。
〔答〕手続き項目は、今後、町民のニーズや利便性を考慮しながら随時対応していきたい。

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