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鬼北町議会 3月定例会(4)

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愛媛県鬼北町

■一般質問
◆兵頭 稔 議員
〔水道事業について〕
〔問〕一般質問で水道事業について質問をしたが、水道料金が高い理由の答えにはなっていない。
〔答〕鬼北町の水道料金は、平成15年度に改定した後、消費税及び地方消費税の引き上げに伴う改定を行い、現行の料金となっている。平成15年度の改定は、平成7年度から整備した広見簡易水道施設の統合整備事業の実施によって累積する、欠損金等を解消する財源確保のための料金改定である。

〔問〕鬼北町水道事業会計決算意見書によると、流動比率の理想比率は、200%以上であることが望まれると言われているが、決算でそのようになっていない原因は、平成28年の1億5600万円と、令和元年の7億6200万を自己資本へ組み入れたことがその要因だと思われる。その定例議会で自己資本への組み入れをどのように説明したか。
〔答〕流動比率は、流動資産の流動負債に対する割合で、企業の短期的な債務の支払い能力を見る尺度のため、未処分利益剰余金の資本金への組入れとの関連はない。
平成28年度は、未処分利益剰余金の資本金への組入れはないが、令和元年度分は、未処分利益剰余金7億6271万4千円の資本金への組入れを説明している。

〔町道の管理について〕
〔問〕町道の道路区間内に人家戸数が1戸以上ある路線、いわゆる住居があり生活路線となっている町道は、全体の何割程度なのか。
〔答〕該当路線は、607路線で、全体の約91%である。

〔問〕その生活路線の保守管理については、優先的に実施しているか。
〔答〕町道の改良・補修は、町民の方々の要望を、関係地区の区長を通して、建設課に申請してもらっている。その中で、大規模な改良工事は、申請順、または現地の状態から判断し、計画的に整備を進めるとともに、建設課作業班で対応できる水路補修・路肩補修等の局部的な補修の場合には、作業班が順次対応している。また、舗装の補修・整備は、年度当初に各公民館で要望書を取りまとめ、年度内に整備している。

〔問〕自然災害等により通行不能となった場合は、その生活路線を優先的に対処されているか。
〔答〕豪雨等で崩土・落石・倒木等が発生した場合には、可能な限り早急に通行可能となるよう対応している。

〔マイナ保険証について〕
〔問〕鬼北町の職員のマイナ保険証利用率について問う。
〔答〕市町単位でのマイナ保険証の利用率は、確認することが技術的に難しいが、県内全体における市町職員のマイナ保険証の利用率は、令和5年10月末現在で、3・64%であり、低い利用率となっており、マイナ保険証を推進する立場にある市町職員として、率先して利用するように働きかける必要性がある。

〔問〕鬼北町のマイナカードの普及率を問う。
〔答〕令和6年2月25日現在、鬼北町のマイナンバーカードの交付率は、80・02%で、全国平均の78・21%を上回っている状況ではあるが、「休日臨時窓口」の開設や、「訪問申請サポート」など、交付率の向上に向けて、引き続き取り組んでいく。

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