■「きじのヒナが誕生しました!」
地域おこし協力隊1年目大村 怜(おおむら さとし)
協力隊、大村です。4月30日にきじのヒナが誕生、現在の主な業務として、ヒナの飼育に従事しております。きじはニワトリと異なり、春にしか卵を産まない鳥で、春にどれだけ卵を産み、ヒナを育てられるかがきじ養殖において重要になります。現在、鬼北熟成きじは都内を中心に販路が拡大しつつあり、きじ肉の需要が高くなっています。その需要にお応えするためにも、きじの飼育羽数、きじ生産者を増やすことが大きな課題となっています。
私もきじ飼育に携わる協力隊として、今年度は計1500羽の飼育を計画しています。去年の私の飼育羽数は約600羽だったので、2倍以上の羽数を飼育することになります。
また、きじの飼育とゆず畑の管理も並行してます。忙しい日々ですが、すくすく育つヒナの顔を毎日見ること、鬼北町の特産品を生産しているという誇りが日々の活動の原動力になっています。
私の協力隊としての任期も一年を切りました。退任後は一人前の農家として、きじ養殖をはじめとする様々な形で鬼北町のために少しでもお力になれればと考えています。きじのように、力強く羽ばたくために、充実した毎日を過ごしたいと思います。
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