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鬼北町議会6月定例会(3)

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愛媛県鬼北町

■一般質問
◆芝 照雄議員
◇鬼北町消防団組織の再編について
≪問≫6月現在での、各部の消防団員の充足率と、町全体の団員数を問う。
≪答≫令和6年6月1日現在の充足率は、第1分団(近永地区)は、87・6%(定数113人、実人数99人)で、各部の充足率はそれぞれ、第1部71・4%、第2部111・0%、第3部75・8%、第4部80・7%、第5部116・0%となっている。
第2分団(好藤地区)は、71・4%(定数28人、実人数20人)で、第1部73・3%、第2部64・0%、第3部77・7%。
第3分団(愛治地区)は、48・7%(定数80人、実人数39人)で、第1部73・3%、第2部66・6%、第3部30・3%、第4部35・2%。
第4分団(三島地区)は、81・4%(定数81人、実人数66人)で、第1部72・2%、第2部92・3%、第3部83・3%、第4部69・2%、第5部78・9%。
第5分団(泉地区)は、65・3%(定数78人、実人数51人)で、第1部75・0%、第2部57・1%、第3部50・0%、第4部61・1%。
第6分団(日吉地区)は、47・2%(定数125人、実人数59人)で、第1部68・0%、第2部37・5%、第3部62・5%、第4部32・5%、第5部40・0%、であり、町全体では、定数567人に対して、実人数384人、充足率は、67・7%となっている。

≪問≫消防団組織編成について、今後何らかの考えがあるのか。
≪答≫当町では、令和3年4月1日に、日吉地区の第6分団と第7分団を統合、令和5年6月1日に、愛治地区の第3分団第3部と第5部の統合を行っている。
消防団は、地域防災力の中核として、火災における消火活動はもとより、台風、豪雨、地震などの自然災害における救助活動や被害軽減の活動を行っているが、人口減少や少子高齢化等の影響もあり、団員の減少が続いているのが現状である。今後は、消防団の各部の運営自体や消防車両・ポンプ等の運用に支障が出ないよう、地域の実情に応じて消防活動の効率化を図るため、消防団幹部会等において協議を行い、地域の意向を踏まえた上で、組織編成の見直しを含めて、条例定数の見直しを行っていきたいと考えている。

≪問≫機能別分団の導入についてどのように考えているのか。
≪答≫平成17年に、消防庁消防課長通知により、消防団活動に参加しやすい環境を作り、消防団員を確保するための機能別分団を含む「機能別団員制度」が創設された。機能別分団は、特定の役割や活動のみを実施する分団で、機能別団員は、特定の役割や活動のみに参加する団員になる。
当町は、全ての消防団活動を実施する基本団員のみとなっており、消防団員のなり手不足の対策として、数年前から消防団幹部会等において、機能別団員の制度導入について検討を行っているが、機能別団員の入団条件・活動内容による基本団員減少の危惧、指揮命令系統の確保に対する懸念などがあり、なかなか協議が進んでいない状況である。
県内の市町でもこの制度の導入が進められており、当町も、消防団員の確保については、喫緊の課題であると認識しているため、機能別団員の活動内容や入団要件等について、消防団幹部会・消防委員会等において協議を行い、早期に導入できるよう取組を行っていきたい。

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