■家具の置き方が命取り!?
災害が起こったとき、私たちが家の中で使っている物が思わぬ被害をもたらすことがあります。特に地震発生時には、家具や家電が自分に向かって倒れてきたり、飛んできたりするかもしれません。突然部屋がガタガタと揺れ始めた時、すぐ近くの大きな冷蔵庫が倒れてきたら…。考えただけで恐ろしいですね。
そのような事態を未然に防ぐためには、家具や家電の置き方を工夫することが重要です。特に大切なのは、寝室に大きな家具を置かないことです。もし寝ている時に地震が発生したら、倒れてくる家具を避けることができません。寝室にどうしても家具を置く必要がある場合は、寝る位置に倒れてこないような配置にしてください。出入口や通路付近に置くことも避けましょう。避難経路がふさがれ、外に出られなくなる危険もあります。
家具を固定して、倒れないように対策をしておくことも重要です。特に背の高い家具や重い家電は必ず固定しましょう。固定具は100円ショップやホームセンターなどで手に入ります。
家具の置き方が命を左右する場合があることが、お分かりいただけたでしょうか。事前の備えで、自分と家族の命を守ることができます。災害はいつ起こるか分かりません。ぜひ今日から家の中を見直し、家具の配置や固定状態を確認してみてください。
問合せ:危機管理課
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