市民病院だより

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■大切な時間を自分らしく過ごすために
～希望をかなえる、緩和ケアと緩和ケア病棟～

大切な時間をその人らしく過ごせるよう、市民病院では緩和ケアを行っています。緩和ケアとは、がん患者と家族の「からだ」と「こころ」の苦痛を和らげることです。市民病院の緩和ケア病棟では、患者と家族が抱える苦痛を可能な限り和らげる治療とケアを行っています。
患者の変化する気持ちに応じて、希望をかなえるケアもしています。例えばキッチンや調理器具を貸し出しているため、家族が作った料理を病棟で食べることができます。また中庭や屋上庭園に出て、景色を眺めながら心穏やかに過ごすこともできます。
症状が緩和・安定したら、病棟での緩和ケアは終了です。自宅に戻って病院と同じような治療を、本人の生活のペースに合わせて受けられます。患者と家族が、大切な時間を過ごしたい場所でその人らしく過ごせるよう、地域の医療機関と連携して支援します。

問合せ：市民病院管理課
【電話】71-1911