■災害時こそ落ち着いた行動を!
「津波てんでんこ」という言葉を聞いたことはありますか。これは「津波が来たら、いち早く一人一人がてんでんばらばらに高台へ逃げろ」という、三陸地方に昔から伝わる教えです。災害時にこの教訓が生かされた事例も多いそうです。
また能登半島地震で発生したような土砂崩れも、突如襲いかかってくる危険な災害の一つで、急いで避難する必要があります。このように海や山の近隣地域では、災害時の早急な避難が呼びかけられています。
一方、一宮市は平らな地形の濃尾平野に位置するため、津波や土砂災害による被害が生じる可能性は高くありません。ただ災害が発生すると慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。慌てた行動をとると、けがや事故につながりやすく非常に危険です。災害時は医療施設が停止したり、医薬品が不足したりすることが多く、処置が遅れて症状が悪化する恐れもあります。災害発生時は周囲の状況を落ち着いて確認し、正確な情報を収集しながら行動しましょう。
問合せ:危機管理課
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