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自治体の皆さまへ

新年を迎えて~市長・市議会議長のあいさつ~

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愛知県一宮市

■一宮市長 中野正康
新年あけましておめでとうございます。
昨年を振り返りますと、一宮市にとっての新たなスタートが多くありました。
まずはデジタル業務改革=DXの推進です。スマートシティへの取り組みや地域DXを推進するため「一宮スマートシティ推進協議会(愛称:i-スマ)」が発足しました。健康づくりを支援するスマホアプリ「kencom(ケンコム)」の運用開始と、子育て支援アプリを「1いちのみや38おやこ手帳アプリ」としてリニューアルしました。バスやタクシーを最適に組み合わせて市内の移動をサポートする一宮市版MaaSサイト「イッテミーヤ」も始めました。その他にも、マイナンバーカードを医療費受給者証として利用する先行事業も行うなど、皆さまの暮らしをデジタルでサポートするさまざまな取り組みをスタートさせました。
この春には、一部の学校の体育館などのカギを電子化して、予約や開錠などの手続きをデジタル化します。公的分野は遅れが指摘されていますが、市民の皆さまが便利さを実感できるようにチャレンジを続けてまいります。
産業分野では、毛織物の産地「尾州」の魅力を全国にPRするため、前年に続き2回目の「尾州フェス(BISHU FES.)」を開催しました。尾州を題材とした映画が制作・全国公開されて話題となったこともあり「尾州」を全国に広く知っていただくことができたと思います。
交通分野では、かねてより尾張一宮PAにおけるスマートICの設置に関して検討を重ねていましたが、いよいよ国の調査も始まり、実現に向けた大きな一歩を踏み出しました。名岐道路の高速化や、交通インフラの整備などを着実に進め、これからも便利で住みやすい街を目指すとともに、地域経済の活性化とそれに伴う税収増を活用して、より良い市民サービスの提供と行政課題の解決につながるよう努めていきます。
本年が皆さまにとって、幸多き年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

■一宮市議会議長 竹山聡
あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、健やかな新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、パリオリンピック・パラリンピックが開催されました。さまざまな競技で日本選手の活躍が光り、獲得したメダル数は海外で開催されたオリンピックとしては過去最多となりました。その中でも、柔道60kg級の永山竜樹選手は敗者復活から銅メダルを獲得、車いすテニスの小田凱人選手は勝って当然という重圧をはねのけ金メダルを獲得しました。一宮市にゆかりのある選手の活躍で、オリンピック・パラリンピックをより身近に感じられ、より多くの方が感動し、勇気づけられたことと思います。
市議会では、議会を身近に感じてもらい、市民の皆さまにとって開かれた議会を目指すため、昨年の12月定例会の閉会日に、木曽川高校ブラスバンド部による議場演奏会を開催いたしました。15分間という短い時間ではありましたが、素晴らしい演奏を披露していただきました。この演奏会は、議会への若者の関心を高め、主権者教育を推進する目的もありました。小規模自治体の議会では、議員のなり手不足が問題になっています。本市もこのまま人口減少が続けば、決してひとごとではありません。少しでも一宮市議会に関心を持っていただく機会を提供できるよう、明るく開かれた議会を目指し、さまざまな取り組みを探求してまいります。
本年も市議会議員一同、地域の発展を願い、市民の皆さまの日常生活を守ることを最優先に施策の充実を図り、議事機関としての責任と市民の代弁者としての使命を果たしてまいります。市民の皆さまにおかれましては、今後とも市議会への一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとって幸多き年となりますよう祈念いたしまして、年頭のあいさつといたします。

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