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2018(平成30)年度からスタートした第7次総合計画は、まちづくりの方向性を定めた市の最も基本となる計画です。詳しい状況は、成果指標などの「指標の推移」や「行政評価結果報告書」として市ウェブサイトなどで公表しています。
市長 中野正康
■Plan 1~健やかにいきる
○健康寿命の長いまちづくりに取り組みます
・帯状疱疹(ほうしん)ワクチンの任意接種の費用に対し助成を始めました。
○安心して子育てができる環境をつくります
・所得制限を撤廃し、高校生年代や第3子以降に支給される児童手当を拡充しました。
・双子や三つ子を出産した家庭の負担を軽減するため、「産後ヘルプ事業」の利用期間を拡大しました。
また、利用料に対する補助制度を新設しました。
・保護者の負担軽減のため、小・中学校や保育所などの給食費の増額分を補助しました。
○高齢者が安心していきいきと暮らせるよう支援します
・難聴の高齢者が補聴器を購入する費用の助成を始めました。
○障害者福祉の充実を図ります
・音声をリアルタイムに表示する「字幕表示システム」を、本庁舎の2階窓口・議場・委員会室に導入しました。
■Plan 2~快適にくらす
○ごみを適正に処理し資源のリサイクルを推進します
・まだ着られるベビー服や子ども服をリユースする「いちみんクローゼット」を始めました。
○地球温暖化防止に取り組みます
・家庭におけるエネルギー消費を削減するため、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫・冷凍庫、LED照明器具への買い替えを補助しました。
○公共交通網の整備を進めます
・MaaSサイト「イッテミーヤ」を開設し、-バス回数券や「一宮おでかけバス手形」などをスマホで購入できるようにしました。
■Plan 3~安心・安全を高める
○災害に強い社会基盤整備を進めます
・災害時用のトイレとして、移動型バリアフリートイレを導入しました。
・公園(大平島・多加木・三ツ井)のグラウンド下に雨水貯留施設の整備を進めています。
○火災や救急に対する体制の強化を進めます
・水難事故や大規模な火災が発生した際の現場対応として、災害時ドローン委託事業を開始しました。
■Plan 4~活力を生みだす
○既存産業や次世代産業の育成を支援します
・欧州のラグジュアリーブランドに対し、「尾州」繊維製品をトップセールスしました。
○幹線道路の整備を進めます
・尾張一宮PAのスマートICについて、国の準備段階調査箇所に選定され、岩倉市と共に設置に向けた準備、検討を進めています。
・名岐道路が都市計画決定され、早期事業化に向けて要望活動に取り組んでいます。
■Plan 5~未来の人財を育てる
○学校教育施設を整備します
・「シン学校プロジェクト」の第1期対象校を募集し、10校を決定しました。
・アレルギー対応食も提供できる「東浅井給食センター」を新たに整備しました。
・開明小学校において、民間プール施設を利用した水泳授業の委託を開始しました。
○する・みる・ささえるスポーツ活動を支援します
・一宮市出身の小田凱人選手を応援するため、パリ2024パラリンピックのパブリックビューイングを開催しました。
・2026年開催のアジア・アジアパラ競技大会を見据え、いちい信金アリーナ(総合体育館)の改修を進めています。
■Management 1~人を呼び込む~シティプロモーション~
○訪れてみたいまち、交流が盛んなまちをつくります
・尾州産地をPRし、ファッションなどの総合イベント「BISHU FES.」を開催しました。
■Management 2~持続可能で未来につなげる
○公共施設の適切な維持管理に努めます
・尾張一宮駅前ビル(i-ビル)に、平日だけでなく土・日曜日、祝休日も行政サービスの拠点となる「いちのみや駅ナカプラザ」をオープンしました。
○情報通信技術(ICT)を積極的に利活用します
・産学官が連携する「一宮スマートシティ推進協議会(i-スマ)」を発足させて、都市ОS(データ連携基盤)を活用したサービス創出を検討しています。
・健康支援アプリ「kencom」をリリースするとともに、子育て支援アプリを「138(いちのみや)おやこ手帳アプリ」にリニューアルしました。
・都市ОS(データ連携基盤)を構築し、市が提供しているデジタルサービスの入り口となるポータルサイト「イチ・デジ」をリリースします。(本紙6ページ参照)
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