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刈谷の輝く人

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愛知県刈谷市

刈谷ですてきな活動をしている人を紹介します!

■令和5年度 防犯栄誉金章受賞 
青木 一男(あおき かずお)さん

プロフィール:
山池町出身で、現在は小垣江町在住の92歳。活動の日は、刈谷駅までバス、そこから自転車に乗り換えて、活動場所の日高小学校区まで向かう。定年まで児童相談所に勤務。

▽誰もが認める長年の功績
「自分だけではない、たくさんの人のおかげで活動が成り立っている」と話すのは、30年間紺色の制服を身にまとい、登下校時の児童を事件や事故から守り続けてきた青木さん。ボランティアで防犯活動を続けてきた功績が認められ、9月に警察庁長官と全国防犯協会連合会長から防犯栄誉金章が贈られました。

▽子どもが安心して過ごせるように
きっかけは、車に押し込まれかけていた中学生を助けたこと。子どもが安全に過ごせるようなまちにしていきたいという思いで、平成5年から1人で活動をスタートしました。その3年後には、有志者15人と市内初の自主防犯ボランティアである高津波防犯パトロール隊を発足。当時、このようなボランティアは珍しく、県外からの視察もありました。「自分たちがきっかけで、パトロール隊が全国にできていったのは誇り」と笑顔で話します。
登下校を指導しているとどうしても叱らなければならない時も。「ただ叱るだけではだめ。もし自分が事故に遭ったとき、悲しむ人がいることを分かってもらえるように諭している」と指導で気を付けていることを教えてくれました。

▽できるだけ長く続けていきたい
「地域の人や警察の方からのありがとう、お疲れ様などの声が励みになる。昔指導した子が大きくなり、声を掛けてくれるのもうれしい」と活動のやりがいを話します。
今後も健康に気を付けて、少なくとも95歳までは続けていきたいと意気込んでおり、「もっとパトロールに協力してくれる人が出てくることが願いの1つ。そのためにも、女性のパトロール隊の活動に協力していきたい」と今後の目標も語りました。子どもや地域の安全を守るため、青木さんの活動はこれからも続きます。

◆輝く人の原動力
▽うどんが好物
天ぷらうどんをよく食べます。健康の秘訣の1つです。

▽笑顔で登下校する子どもたち
いつまでも子どもたちの笑顔を見るために、道路に立ち続けます。

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