歴史散歩 284 31/35 2023.07.01 愛知県刈谷市 ■磨かれた石鏃(せきぞく) 中手町にある中手山貝塚では、部分的に研磨が施された石鏃が出土しています。縄文時代の石鏃は素材となる石のかけら(剝片)を打ち割り、完成となるものが多いですが、この石鏃は、両面中央部に研磨が施されています。研磨が行われる目的としては、剝片に厚みが残ったときに薄くするためや、厚みを均等にして矢柄に装着しやすくするためといったことが考えられています。 問合せ:歴史博物館 【電話】63-6100 <この記事についてアンケートにご協力ください。> 役に立った もっと詳しい情報が欲しい 内容が分かりづらかった あまり役に立たなかった 送信 アンケートへのご協力ありがとうございます。 歴史博物館かわら版 刈谷市ホームタウンパートナー TEAM刈谷の挑戦! vol.94