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自治体の皆さまへ

刈谷の輝く人

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愛知県刈谷市

刈谷ですてきな活動をしている人を紹介します!

■コーヒーの豆かすの再利用活動 
大浦 智香(おおうら ともか)さん

プロフィール:
重原本町在住。古着や着物などを再利用した小物の販売をしながら、市内福祉事業所の畑でコーヒーの豆かすを再利用したたい肥を使い、野菜などを栽培している。

▽大好きなコーヒーを大切に
コーヒーを飲むことが大好きな大浦さん。好きなことからごみが出ることがもどかしく、豆かすも含めて好きだから捨てたくないという思いから、飲み終わった豆かすからたい肥作りを始めました。家庭菜園で使い始めたところ、植物の成長に手ごたえを感じるようになり、今年の4月から福祉事業所の畑を拠点に、豆かすで作ったたい肥で野菜作りを行っています。

▽地元店舗などの協力を得て
たい肥は豆かすの他に、米ぬか、麦芽のかすなどを加え発酵して作られます。「豆かすはワクラバコーヒー(宝町)・NOBI COFFEE ROASTERS(大正町)、麦芽のかすはKARIYA 75 BREWING(今川町)から廃棄になるものを分けてもらっています。皆さんの協力がなければ作れないものなのでとても感謝しています」と話す大浦さん。たい肥を使って店先でハーブなどを作っているお店もあり、第2の拠点となりつつあるそうです。

▽コミュニケーションの場を作りたい
大浦さんの目標はゆるやかにコミュニケーションができる場所を作ること。その1つとして、畑では第3火曜にオープンデイを設けており、誰でも作業に参加できます。「畑という場を通して、土いじりがしたい人、たい肥に興味のある人などいろいろな人が交流を持てたらうれしい」と話します。
また、豆かすを利用したコンポスト作り・染めのワークショップなども予定しており、活動の場を広げています。いずれは、染色に使える植物の栽培を増やして、染色したものを製品化し、市内福祉作業所とコラボした販売も考えており、「まちの人と障害のある人の垣根をなくしていきたい」と笑顔で話してくれました。
豆かすの再利用から広がるコミュニティに、皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

◆輝く人の原動力
▽お薦めはくるみみそ
手作りの五平餅は焼きたてが食べられ、ボリュームもあるので畑作業の後にぴったりです。コーヒーにも合います。

■オープンデイ
日時:第3火曜の午前
場所:下重原町
内容:参加者と会話しながら畑作業をします。
持ち物・必要なもの:動きやすい服装
※詳細は、インスタグラムアカウントへ。
(本紙3ページの二次元コードをご参照ください。)

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