刈谷にゆかりのある輝く人を紹介します!
■第22回全国小学生倉敷王将戦 高学年の部 出場
石原 想大(いしはら そうた)さん
プロフィール:
小高原小4年生。激しい将棋になりやすい居飛車の戦法を採用することが多く、中でも得意とするのは自玉を堅く囲いながら攻める矢倉。
体を動かすことも好きで、ラグビーや水泳などにも取り組む。
▽上級生にも負けない読みの深さ
「最終局面でなんとか読んで指せた手があったけど、その手以外だったら多分勝てなかった。ぎりぎりで勝つことができた」と4月に行われた県大会の決勝を振り返る想大さん。4年生ながら5・6年生もいる高学年の部で、予選から決勝トーナメントまで全勝して優勝し、見事2年連続となる倉敷王将戦の全国大会出場を決めました。
▽取り組み始めて3年で入賞
きっかけは、4歳のころ父親に買ってもらったどうぶつ将棋。遊んでいるうちにどんどん好きになり、小学生になる前には本格的に取り組むようになりました。普段は、大人に交じって市民交流センターで行われる刈谷将棋クラブでの活動に参加したり、同世代の子と一緒に将棋の先生の下で研究したりしています。
倉敷王将戦への出場は今回で3回目。小学2年生のときは、初出場ながら低学年の部で県大会準優勝。翌年は優勝し、初の全国大会に出場しました。昨年行われた岡崎将棋まつりの子ども将棋大会では、1月に準優勝、10月に優勝するなど数々の入賞歴があります。
「相手によって指し手が違うから、いつも同じ指し方はできない。そこで先の手を読んでいくのが楽しさ」と目を輝かせます。
▽全国大会での悔しさを胸に
8月に行われた全国大会では1勝もできず、「あと少しで勝てた対局もあった」と悔しさをにじませます。最近は同じ教室に通う1人の同世代の子になかなか勝てず、「友達だけどライバル。負けたくない」と、教室の宿題や日々の研究に力を入れています。
将来の夢はプロ棋士で、目標とする棋士は同じ愛知県出身の藤井聡太七冠。第二の「そうた」になれるのか、想大さんの今後の活躍に注目です。
◆輝く人の原動力
▽辛くておいしい麻婆豆腐がおすすめ
家族によく連れて行ってもらうお店。デザートのゴマ団子も大好きです!
▽本格的な木の将棋盤と駒
ひいおじいちゃんから引き継いだ将棋盤と、おばあちゃんに買ってもらった駒で勉強しています。
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