■千巻舎扁額(当館蔵)
一部欠損していますが、右から「千巻舎(ちまきのや)」と記されています。これは碧海郡堤村(現在の豊田市高岡町)出身で、刈谷藩医の村上忠順(ただまさ)が中心となって購入・筆写した本の書庫のことです。この千巻舎は現在、豊田市指定文化財となり保存されています。また蔵書の多くは、大正の初めごろに宍戸俊治、藤井清七によって購入され、当時の刈谷町へ寄贈されました。現在は村上文庫(刈谷市指定文化財)として、中央図書館に保管・データベース公開されています。
この資料は、歴史ひろばで展示しています。
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