歴史散歩 291

30／34

■源氏双六(すごろく)(当館蔵)
江戸時代に流行した源氏物語のすごろくです。「ひ・か・る・け・む(ん)・し」と書かれた源氏双六専用のサイコロを使い、作者である紫式部を起点に各帖(じょう)や登場人物の名前のマスを経て、最上部の主人公光源氏でゴールとなります。平安時代から伝わってきた源氏物語は江戸時代になると、すごろくやパロディ本などの身近な娯楽を通じ、多くの庶民に親しまれるようになりました。

問合せ：歴史博物館
【電話】63-6100