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刈谷の輝く人

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愛知県刈谷市

刈谷ですてきな活動をしている人を紹介します!

■坂田バレエ教室・ユカリバレエサークル代表
坂田 由香里(さかた ゆかり)さん

プロフィール:
山池町在住。親戚の影響で小学1年からバレエを始める。山池町で坂田バレエ教室、半城土西町でユカリバレエサークルを展開。
教室とサークルには未就学児から高齢者まで合わせて約90人が所属。

▽4年ぶりのバリ島公演
「生徒にはバレエのことはもちろん、現地の子どもたちとの交流や、文化や環境の違いも経験してもらいたかった」と12月にインドネシアのバリで行われた公演を振り返る坂田さん。元々はコンクールの入賞者が参加する公演でしたが、コロナの影響で3年間中止に。コンクールで毎年のように優秀指導者賞を受賞していたことと、以前バリにバレエの衣装を作りに行っていたつながりもあり、現地の子どもたちとの交流の機会として、坂田さんが引き継ぐ形でバリ島公演が復活しました。

▽バリ島での経験を通して成長する生徒たち
6歳から17歳までの19人の生徒が参加。「バリの会場はエアコンやバレエをする際に床に敷くリノリウムがないことなどで戸惑う生徒もいましたが、いつもの環境がいかに恵まれているかを実感してくれたのでは」と生徒たちの様子を振り返ります。
公演の演目は、他のバレエ作品に比べて芝居の要素が多い「ドン・キホーテ」。教室の発表会で扱った作品から一部を抜粋して披露しました。発表会から配役を変更したり、初めて演技をする生徒を抜擢したりと、坂田さんも生徒も挑戦の公演でした。男性が登場する作品でしたが、「男性役がプロの方で忙しく、重要な合わせの練習があまりできなかった。普段との環境の違いも重なり大変だった」と苦労したことを話しました。それでも「楽しそうに生き生きとバレエをしている生徒の姿を見ることができて、短期間で大きな成長を感じた」と目を細めました。

▽自主性を大切にし、誰もが楽しいと思える教室に
教室では発表会やコンクールなどさまざまなイベントがありますが、どれも強制ではなく、出演は本人の自主性を尊重しています。「本気で取り組む人もいれば、趣味として取り組む人もいる。誰もが楽しく取り組めて笑顔あふれる教室にしていきたい」と今後の目標を笑顔で話しました。より良い環境で生徒に合わせた指導をする坂田さん、そしてそんな彼女の教室で成長する未来のバレリーナたちの今後に期待です。

◆輝く人の原動力
▽元気いっぱいの生徒たち
いつもパワーをもらっています。会えない日が続くと寂しいです。

▽プライベートでもバリへ
食事もおいしくてリラックスできる大好きな場所です。

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