歴史散歩 292 37/41 2024.03.01 愛知県刈谷市 ■縄文人のへそくり(当館蔵) 天王町に位置する本刈谷貝塚では、縄文時代晩期(約3千年前)のデポが確認されています。デポとは、貯蔵などの目的で石器などを埋めた遺構のことです。本刈谷貝塚では1つの穴に下呂石やサヌカイトといった遠くから運ばれてきた貴重な石材を用いた石器の素材が埋められていました。このことから、このデポは大切な素材を貯蔵した縄文人のへそくりのようなものであったと考えられます。 問合せ:歴史博物館 【電話】63-6100 <この記事についてアンケートにご協力ください。> 役に立った もっと詳しい情報が欲しい 内容が分かりづらかった あまり役に立たなかった 送信 アンケートへのご協力ありがとうございます。 歴史博物館かわら版 刈谷市ホームタウンパートナー TEAM刈谷の挑戦! vol.102