刈谷ですてきな活動をしている人を紹介します!
■万燈の作り手
古橋 清人(ふるはし きよひと)さん
プロフィール:広小路在住、66歳。万燈保存会副会長。趣味はボウリングで、刈谷ボウリング連盟の役員もしている。
▽祭りあっての生活
広小路五組の万燈作りの中心人物である古橋さん。子どもの頃から、祭りの時期になると土間のある家に毎晩集まって、子ども万燈を作っていました。「生活の中に祭りがあるのが当たり前だった。工作は面倒で苦手だったが、万燈は別だった」と話します。
最も印象に残っているのは平成17年に作り、愛知万博でも披露した万燈。「中心となっていた方が体調を崩されてしまいどうなることかと思ったが、町内みんなでなんとか作り上げた」と当時を振り返ります。
▽魅せるため、次に繋ぐためのこだわり
新作万燈を作るために、4月からほぼ毎日作業をしています。制作する上でのこだわりは、より立体感を出すためにパーツを細かく分けること。こうすることでたくさんの人の手を入れられるようにし、若衆にも触らせて、制作にも興味を持ってもらえるようにしています。また、6・7月は毎週土日に子どもたちにお囃子(はやし)を教え、多くの子が楽しいと思える祭りになるよう努めています。
若衆を育てる立場となった古橋さん。自身も以前は若衆頭として万燈を担いでいました。その血は受け継がれ、昨年は息子さんが若衆頭に。息子さんが舞う中、古橋さんはお囃子をし、親子共演を果たしました。
▽体が動くうちは祭りに
息子さんの勧めもあって60歳の時に大万燈を担ぎ、神前舞を披露した古橋さん。「体が動くうちは祭りに関わり、70歳でも担ぎたい」と意気込みます。
今後作ってみたい万燈について尋ねると、「点滅する電飾やさまざまな色の電飾を使ってみたい。万燈の雰囲気を崩さずに遊び心を入れたい」と、伝統を守りつつ、新しいことにも挑戦し続けています。
各町の熱い思いが込められた万燈を、ぜひ会場でご覧ください。
◆輝く人の原動力!
▽最高スコアはパーフェクト!
40年以上続けているボウリングは若衆と一緒に行くことも。
▽ラーメン屋巡り
新しいお店ができると息子さんと一緒に訪れます。
※詳しくは本紙3ページまたはPDF版をご覧ください。
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