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刈谷の輝く人

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愛知県刈谷市

刈谷ゆかりの輝く人を紹介します!

■ダカールラリー 2024 市販車部門 優勝ドライバー
三浦 昂(みうら あきら)さん

プロフィール:
泉田町在住、41歳。平成17年トヨタ車体(株)に入社。ナビゲーターの社内公募で、ダカールラリーの道へ。平成28年からドライバーに転向。ダカールラリー市販車部門では、ナビゲーターで2回、ドライバーで4回の優勝を経験。

▽ダカールラリー市販車部門11連覇に貢献
砂漠や硬い岩場を約2週間かけて走破するダカールラリーは、世界一過酷なモータースポーツとも呼ばれています。そんなレースに市販車で挑み続けるトヨタ車体のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、2024年大会で11連覇を達成。その優勝ドライバーが三浦さんでした。
今大会では、約600kmを48時間以内にメカニックなどのサポートもなく、選手のみで走り切る48Hクロノステージが新設。「このステージが過去1番難しかった。体力も集中力もかなり削られたが、これまでの経験を生かして何とか走り切ることができた」とレースを振り返ります。

▽うまくいかないところがあるからこそ
レースの魅力は「自然の厳しさと戦う一方で、その美しさを感じられるところ。この冒険やわくわくは他のモータースポーツではなかなか味わうことができないと思う」と笑顔で話す三浦さん。
また、ドライバーとして日々トレーニングに励みながら、社員としてランドクルーザーの開発にも携わります。「ダカールラリーでのドライバーの経験を開発にフィードバックできることは自分の強み」と語ります。しかし、完璧に走り切るための練習や開発をしていても、ハプニングはつきもの。「うまくいかないところがあるからこそ、次はこうしたいと、どんどんアイデアが出てきてのめり込める」と力強く話します。

▽好きなことに努力できる時間が幸せ
小学生のころからレーシングドライバーが夢で、「才能はなかったが、車や運転はずっと好きだった。好きなことに努力できる時間が幸せ」と声を弾ませます。
次は12連覇がチームの目標。「2024年大会はクロノステージに圧倒されていたが、どんな環境でも怯むことなく勝てるようしっかり準備していきたい」と意気込みます。まだ走ったことのない砂丘の先を見据え、三浦さんの冒険はこれからも続いていきます。

◆輝く人の原動力!
▽ソウルフードは味噌
家から見える花火海外遠征の前後は特に味噌煮込みうどんが食べたくなります。

▽家から見える花火
わんさか祭りの花火を毎年楽しみにしています。

※詳しくは本紙3ページまたはPDF版をご覧ください。

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