刈谷ゆかりの輝く人を紹介します!
■和道会全国空手道競技大会形の部出場
野村 奈名穂 (のむら ななほ)さん
プロフィール:
住吉小3年。4歳から空手を始め、4大流派の1つである和道会で取り組む。
得意な形は、手刀で相手の技を受け流す動きが多い「ピンアン初段」。
▽東海大会3連覇を引っ提げて全国大会へ
「初めての全国大会だったけど緊張はしなかった。すごい舞台でやれてうれしかった」と少し照れながら話すのは、和道会全国空手道競技大会形の部に出場した野村奈名穂さん。小学1年生で初めて大会に出場し、いきなり東海大会で優勝。昨年と今年も優勝して東海大会3連覇を成し遂げ、満を持して全国大会へ出場しました。
▽家族一丸となって練習
2歳年上の兄の影響で始めた空手。空手には組手と形があり、奈名穂さんは主に形に取り組んでいます。形は、各種の技を決まった順序で演武し、技の出来栄えやキレなどが5人の審判に評価されて勝敗が決まります。大会では、1度演武した形を次の試合では演武できない場合もあるため、得意な形をいくつも用意する必要があります。そのため、週4回の稽古に加え、近所の公民館を借りて両親や兄と一緒に練習し、家族一丸となって技を磨いています。
▽さらなる高みを目指して
今回の全国大会小学3年生の部には66人が出場し、結果は16位。3回戦で昨年の全国大会優勝者と対戦し、3対2で惜しくも敗れてしまい、「もう少しで勝てた試合だったので、すごく悔しかった」と話します。それでも全国優勝経験者と1点差の試合をするほどの力をつけてきました。
今後の目標について、「まずは次の東海大会でも優勝したい。あとは来年の和道会の全国大会でも優勝したい」と力強く話します。また、今年は出場がかなわなかった、流派を超えて行われる全日本少年少女空手道選手権大会への出場にも意欲をみせ、「苦手なところをなくして、もっと難しい技をしっかり決められるように練習していきたい」と意気込みます。最高の演武を魅せるため、奈名穂さんの修行は続いていきます。
◆輝く人の原動力!
▽ごほうびは甘いもの
大会で頑張ったあとのソフトクリームが大好き!
▽憧れの選手と記念撮影
全国大会で、いつも動画を見てお手本にしている舟田葵選手に会うことができました!
※詳しくは本紙3ページまたはPDF版をご覧ください。
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