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農業もいいかも!半田 新規就農特集 半田の若き農業ルーキー

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愛知県半田市

半田市で農業をはじめ、日々奮闘する若き農業ルーキーを取材し、農業をはじめるきっかけや農業の楽しさ・魅力、こだわりなどを聞きました。『ブドウ農家の岩元祐樹(いわもとゆうき)さん』と『養鶏農家の大橋辰紀(おおはしたつき)さん』をご紹介します。

■トライandエラーを繰り返し、日々挑戦!!成功のためには、たくさん失敗が必要
◯一度きりの人生を楽しみたい
大学卒業後、会社員として2年間勤めた後、ブドウ農家での3年間の研修を経て昨年独立した岩元さん。
会社員時代、朝早くから夜遅くまで働く忙しい生活を送るなか、「なにかやるなら好きなことを」と考えるようになり、仕事で農業に関わっていたことから、農家の道を選んだそうです。
農業の魅力は、ひとりでやるからこそ、いいことも悪いことも全部自分に返ってくることだと話します。時間の融通が利くため、家族との暮らしに合わせて仕事ができることも◎。

◯試行錯誤の日々
研修生時代、師匠からの教えは、「成功のためには、たくさん失敗を」ということ。その言葉どおり、岩元さんは、人がやらないことにも取り組みます。使われていなかった農地を整備し、ブドウ棚等の施設も手作り。「こうした方がよかったかな」と思うことがあっても、自分で考えてやったこと。次、改善すればいい結果が返ってくると日々挑戦しています。

◯初収穫できる喜び
ブドウの苗を植えて3年。今夏、待望の初収穫を迎えます。「将来は、農林水産大臣賞を目指してがんばりたい。」と岩元さん。
夢に向かって進み続ける姿は頼もしく、今後の活躍を応援しています。

■『鶏(にわとり)』が『にわとり』らしく。そんな想いではじめた放し飼い
◯動物と関わる仕事がしたい
高校2年の夏、ボクシングの夢をあきらめ、次の目標を探していた大橋さん。「動物と関わることができて、社長になれることを」と考え、養鶏農家を目指し始めます。高校生活を送りながら、烏骨鶏を3羽飼いはじめ、5軒の養鶏農家へ足を運び、話を聞いたそうです。
そんな行動力のある大橋さんは、現在、就農3年目。全国でもめずらしい「放し飼い」養鶏をしています。放し飼いは、にわとりが、屋根のある鶏舎と屋根のない場所を行き来できる環境で飼育する方法。日光を浴びることができるストレスフリーの環境で育てることが大橋さんのこだわりです。

◯にわとりの成長を感じる
農業の魅力、それはひとりで一から十までやれること。タイムスケジュールも自分で決めています。また、にわとりの表情を見て世話をして、日々の成長を感じることもやりがいとのこと。
大橋さんが育てる卵は、名古屋コーチンをはじめ4品種。特に名古屋コーチンは、あまり改良されておらず、天候に左右されやすいため飼育が難しく、放し飼いで育てる農家は全国で5軒もないといいます。

◯こだわりの名古屋コーチン
それでも放し飼いで名古屋コーチンにこだわるのは、地元愛知の卵のおいしさをみなさんに届けたいという想いから。「卵かけご飯でぜひ食べてみてほしい」と大橋さん。将来は、こだわりの卵かけご飯専門店や観光農園もやってみたいと夢がふくらみます。

◆購入できる場所
◯岩元さんのブドウ
・げんきの郷(8月中旬頃~)

◯大橋さんの卵
・げんきの郷
・でんまぁと安城北部
・食べチョク(オンライン)
・グリーンプラザ常滑北部
・グリーンセンター武豊
・グリーンセンター美浜

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問合せ:産業課
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