あけましておめでとうございます。
市民のみなさまにおかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、令和5年を顧みますと、新型コロナウイルスを乗り越え、第九回はんだ山車まつりの開催や新美南吉生誕110年記念事業など、大いに盛り上がった1年となりました。
これもひとえに、市民のみなさまをはじめ、携わっていただいた方々のご協力の賜物と存じます。この場を借りて、深く感謝を申し上げます。
令和6年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」であります。
甲は、物事の始まりや成長を意味し、辰は、「振るう」という由来から、万物が振動し、活力が旺盛になる状態を表します。このことから、甲辰は、勢いよく成長をしていく年になると言われています。この言われにあやかり、はんだ山車まつりなどの事業の開催にあたって得られた知見、経験を市政運営にしっかりと活かすことで「成長」を促し、「甲辰」にふさわしい1年にしてまいります。
さて、私の1期目の市長任期も折り返し点を過ぎました。幸せになるための教育の導入や中心市街地の活性化など、教育や産業振興の分野などで、新しい取組がスタートしました。令和6年度からは、「はたらく親を応援するまち」という新しいテーマでチャレンジしてまいります。具体的には、保育園等の登園準備の負担軽減や多子世帯保育料の無償化、また、保育園・幼稚園の入園申込をオンラインで行うDXの推進など、仕事と子育ての両立を支援してまいります。
また、半田市には元々、他市町に負けない市民に寄り添った福祉施策を行う土壌があります。この土壌の上に、教育・子育て・環境・産業振興など、様々な分野を積み上げ、そして充実させ、選ばれるまちを作り上げていくとともに、市民のみなさまにとって暮らしやすいまちを目指してまいります。
本年も、半田市がますます「成長」するよう、職員一同、尽力してまいりますので、引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさま、本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
半田市長 久世孝宏
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