◎本人
最近、病気がわかり、主治医から家族も一緒に説明を聞くようにと言われました。
夫を看取って12年、これからも私はこの家で過ごしたい。積極的な治療も望まない。でも、子どもたちには迷惑をかけたくない。(80歳女性)
◎近くに住む長男夫婦
毎日、様子はみている。本人のしたいようにすればいい。
◎県外の長女
一人暮らしは心配!施設に入ってほしい。
◎隣町の次男
もっと大きな病院で診てもらったらいいのに。できる治療はすべきだ。
◎サポートセンターの看護師
様子をよく知る長男夫婦は、本人の意向に沿いたいと考えています。長女は、本人が不安なく過ごせるよう施設入所を提案し、次男は、最善の治療を受けて少しでも長生きしてほしいと願っています。
このような話、実はよくいただく相談の一つです。サポートセンターとしては、「家で過ごしたい」というご自身の気持ちをご家族に伝え、みなさんで話し合うことを提案しました。
お互いを思い合っているのに、すれ違いが起こることもあります。話し合って共有することが大切です。
もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、話し合う取組のことを『人生会議』といいます。「人生会議」とは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称です。
サポートセンターでは、在宅医療や在宅介護、日常の療養に関するご相談をお受けしています。また、人生会議の普及啓発にも取り組んでいます。
◆在宅医療・介護普及啓発市民講座『みんなで人生会議~縁起でもない話を自分ごとに~』
日時:12月14日(土)14時~16時(開場13時30分)
場所:アイプラザ半田 小ホール
定員:100名(先着順)
内容:
・医師による「もしものとき」の講話
・「もしバナゲーム」
・かかりつけ医との上手なつき合い方
◯「もしものときの話し合い」“もしバナゲーム”とは?
3~5人で行うカードゲームです。
もしものときの自分の気持ちや望むこと・望まないことを整理するゲームです。
講師:半田病院 ACP推進部会メンバー
申込み:申込フォームまたは電話、FAX、Eメールで半田市在宅医療・介護サポートセンター(健康課内)へ
【電話】84-0697
【FAX】25-2062
【メール】zaitaku-sc@city.handa.lg.jp
※申込フォームは広報紙6ページのQRコードをご覧ください。
問合わせ:半田市在宅医療・介護サポートセンター(健康課内)
【電話】84-0697
ページ番号:1002470
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