塩分のとりすぎは、高血圧をはじめ、脳卒中や心臓病、腎臓病、胃がんなど、様々な病気のリスクになります。日本人の死因の約半分は生活習慣が関係しており、食事においては、塩分のとりすぎが最も大きく影響します。
日本人の平均摂取量は1日あたり10g。これを10年間とり続けると、血圧はおよそ6mmHg上昇するといわれています。
今は血圧が低くても、早くから減塩をはじめて、続けていくことが大切です
日本人の摂取量:10.1g
日本人の食事摂取基準【男性】:7.5g
日本人の食事摂取基準【女性】:6.5g
WHO(世界保健機関)基準:5.0g
■やってみよう!減塩の工夫~
◯食べすぎに注意
薄味でも食べる量が多いと塩分のとりすぎになります。
◯調味料は「かける」でなく「つける」
日本人の食塩の摂取源の約7割は調味料です。
◯香りや酸味を利用する
◯麺類の汁は残す
スープを全部残せば約3g減塩になります。
◯汁物は具沢山にする
汁の量が減って減塩になります。
◯加工食品は控えめに
◯料理の味付けとして使えば調味料を減らせます。
例)お浸しと梅干→梅肉和え
◆簡単♪減塩レシピに挑戦!和風ミルクスープ
◎材料(3人分)
・小松菜 3株
・しめじ 1/2パック
・水 360ml
・鶏がらだし 小さじ2
・みそ 小さじ2
・牛乳 240ml
(1)小松菜、しめじは一口大に切る。
(2)鍋の中に、水・鶏がらを入れて沸騰したら、小松菜、しめじを入れ、中火で2分ほど煮る。
(3)おたまの中で、みそを溶かし入れる。
(4)牛乳を入れて、食べる直前に温める。
※沸騰させすぎると牛乳が固まります!
◎健康や生活習慣に関する情報
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