市内5つの県立高校の生徒が市報記事を作成!第4回目は、半田商業高等学校です。
市内の高校に通う学生が、普段の高校生活を送るなかで気になる話題を取り上げます。
若い世代だから思うこと、市外に住んでいるから思うことなど、高校生独自の視線で半田の魅力を発信します。
※記事の内容は高校生ライターの意見や表現を反映しており、編集は最小限に留めています。
■私が考える半田市の魅力
高校生レポーター
半田商業高校 S.M
私が考える半田市の魅力は、歴史的な建物や出来事、お祭りなどを大切にしながら現在や未来の半田市が住みやすくいい街になるよう、様々な取組がされているほか、学生や若者の声を取り入れ、実行しているところです。
私は、半田商業高等学校に入学するまで半田市との関わりがあまりなく、地域の方との交流がこんなに多いと思っていませんでした。私の住むまちでは住民の声を取り入れているイメージはなく、これから何か変わっていくとは考えられません。しかし、半田市は高校生や大学生などで半田市のこれからについて話し合う機会を設けたり、施設の名前を市民に考えてもらいアンケートを取るなど市民とまちの一体感が感じられます。
そして、お祭りでは市民の方が多く参加し、企画を考え、出し物をするなど長い長い伝統が受け継がれています。知多半島全体の幅広い世代にお祭りのことを知ってもらい、お祭りに参加してもらいたいです。
■半田市で好きな場所、思い出の場所
高校生レポーター
半田商業高校 S.G
私は知多市に住んでいて、半田商業高校に来るまでは半田とはそんなに関わりがない人生を過ごしていました。ですが、半田商業高校に入学し、授業を通して半田市のすばらしさを知ることができました。自分が半田市内で好きな場所は、半六庭園です。一年を通してきれいな自然が広がっていて、しかも無料で入れるのでテストなどで疲れている時や、いやなことがあった時に行くと落ち着きます。半六庭園を知ったのは高校2年生の後半でしたが、もっと早く知りたかったと今でも後悔しています。ほかにも、私は演劇部に所属しており、大会などでアイプラザや瀧上工業雁宿ホールにもお世話になりました。私は、半田商業高校に入学してから授業や部活などでとてもいい思い出をたくさん作ることができました。これらの思い出は半田市じゃないとできなかった思い出です。
■半田市で過ごしてみていいなと思った瞬間
高校生レポーター
半田商業高校 M.K
私は高校に通うようになってから半田市に来るようになりました。学校と家の往復で半田については知らないことだらけですが、半田市で過ごしてみていいなと思ったことや瞬間を二つあげていきたいと思います。
一つ目は半田運河キャナルナイトでお弁当の販売を手伝わせていただいたときに、来場者がキラキラと光る半田運河を見て、思い思いに写真を撮っている姿はとても楽しそうでいいなと思いました。また、なかなかお弁当を手に取っていただくことができなくて苦戦していた時に、頑張ってお客さんを呼び込んだこともいい思い出になりました。
二つ目は新美南吉記念館で模擬結婚式を行わせていただいたことです。数年前から授業の一環で結婚式をプロデュースしています。「みんな幸せ」をテーマに時間のない中で準備をしました。当初思い描いていた形とは少し違いましたが、たくさんのゲストの方々に参加していただけました。たくさんの笑顔があふれていてよかったと思いました。半田の温かい方々と触れ合うことで半田が少し好きになりました。
■風情あるまち 亀崎
高校生レポーター
半田商業高校 S.A
私は半田市に住む半田商業生です。今回は、“半田市の魅力を発信”ということで私の地元、風情あるまち亀崎の紹介をします。
亀崎といえば何を思い浮かべますか?有名なのはやはり、ユネスコ無形文化遺産にも登録された“亀崎潮干祭”でしょう。ですが、亀崎に約16年間住んでいる私がおすすめする亀崎のポイントは、歴史ある坂です。坂と聞いてピンとくる方はなかなかいないと思いますが、亀崎には21もの坂があります。まちを歩いているとそれぞれ標識が現れるので、意外とわかりやすいです。
私が一番好きな坂は、「弘法坂(こうぼうさか)」と呼ばれる坂です。登った先には私も通った亀崎小学校があります。きっと小学生の通学路にあるとは思えないほど急な坂で驚くことでしょう。6年間重たいランドセルを背負いながら最後の最後に弘法坂を登るのがどれだけ大変だったか、、、。今ではそれも良い思い出です。そして、夏でも涼しいほど茂る木の葉が心地よくて大好きです。また、坂以外にも小道が多くて抜け道なども面白いです。お散歩しにぜひ亀崎にお越しください!
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