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特集 生まれ変わる海っ子バス 町民の足 使っていますか

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愛知県南知多町

■運行開始から13年 見えてきた問題点は
―海っ子バスの路線と運賃が10月1日から変わります―
「海っ子バス」の始まりは平成22年10月、豊浜線・西海岸線の実証運行からでした。平成25年からの本格運行に向け、利用者の運賃負担の軽減やバス間の乗り継ぎに配慮したダイヤへの変更など、利便性向上のための調整が進められました。そして現在に至るまで、路線の延伸や運行本数、ダイヤの見直しを行っており、海っ子バスにかかる財政負担は年々増加しています。
その額は運行当初の約5倍、1億円ほど。
財政負担増加だけでなく、南知多町を走る3路線(海っ子バス=豊浜線・西海岸線、知多バス=師崎線)の運行路線が重複している点や乗り継ぎが不便な点も大きな課題となっています。
町民の足として、また観光客の足として将来にわたって海っ子バスを維持していくためには、大きな改革が求められる時期に来ています。
そこで、令和4年度に実施したタウンミーティングや利用者アンケートを踏まえて、海っ子バス運行開始以来最大の路線再編に踏み切ります。

◇今回の路線再編の大きな特徴は3つ。

この他にも、利用促進施策として小中学生・高校生などへの補助制度を創設。子どもの頃から海っ子バスに慣れ親しんでいただきたいと思います。

路線再編の詳細は本紙4・5ページへ

◆海っ子バスの利用状況
◇南知多町の人口(6月末現在)
16,084人

◇1年間の利用者数(令和4年度実績)
豊浜線・西海岸線合わせて213,143人(1日約580人)

◇利用者の推移(平成23年度~令和4年度)

◆運賃が値上がりします
海っ子バスはこれまでの路線延長や人件費・燃料費の上昇といった理由により運行開始当初と比較すると町の財政負担が約5倍になりました。将来にわたって海っ子バスを維持していくためには財政負担の圧縮が不可欠となったため、今回の運賃の見直しに踏み切りました。皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いします。

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