救急統計 令和5年中 1月～12月

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■救急出場件数は消防組合発足以来、過去最多に
令和5年中の救急統計がまとまりました。
救急出場件数は、令和4年中と比べ256件増加し、2,484件で過去最多となりました。また、1日平均でみると6.8件となっています。
搬送人員は、入院を必要としない「軽症傷病者」の割合が、全体の43.3%となっています。
また、年齢別では、70.9%が高齢の方(65歳以上)となっています。

◇救急出場件数および搬送人員の推移(過去10年間)

◇町別・月別出場件数(単位：件)

◆事故種別の1位は急病で全体の64・1%
事故種別でみると、急病が1,591件で最も多く、全体の64・1%を占めています。次いで一般負傷(ケガなど)、転院搬送の順となっています。

◆搬送人員の43・3%が入院を必要としない傷病者
傷病程度別でみると、死亡、重症、中等症の傷病者の割合は全体の56・7%、入院を必要としない軽症傷病者の割合は全体の43・3%となっています。

◆搬送人員の69・5%が高齢者の傷病者
年齢区分別でみると、乳幼児以下(3・5%)、少年(2・8%)、成人(24・2%)、高齢者(69・5%)となっています。

◇年齢別・事故種別搬送人員の状況(単位：人)

■大切な命を救うため救急車の正しい利用を!
消防署では、皆さまの大切な生命を守るために、いつでも救急出場ができる体制をとっています。
昨年は、入院を必要としない軽症傷病者の割合が全体の43・3%を占めました。このことにより、緊急に対応することが必要な方への救急出場が遅れてしまう可能性があります。
緊急性がなく、自家用車などで直接病院へ行くことができる場合は、病院照会などを行いますので、お問い合わせください。(【電話】64-0119)
救急車の正しい利用に、ご理解とご協力をお願いします。

◇こんな時は、迷わず119番を
・意識がない
・呼吸困難
・激しい頭痛、胸痛、腹痛
・けいれん
・広範囲のやけど
・出血が止まらない・・・など