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自治体の皆さまへ

安全・安心 防災安全通信 Vol. 84

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愛知県南知多町

■令和6年能登半島地震 ~災害発生から2か月後のすがた~
元日に起きた「令和6年能登半島地震」。あれから3カ月の月日が経ちました。被災地はまだまだ当時の爪痕が残っており、いまなお避難生活を続けている人が多くいます。
被災地復興の手助けを行うため、南知多町からも3月10日までに3人の行政職員を「石川県志賀町」へ派遣しました。
今回は、派遣先の「石川県志賀町」が現在※どのような状況であったのか解説していきます。
※紙面作成の都合上、2月末日の情報となります。

◇志賀町へ行った職員
石川県志賀町へ、罹災証明書の発行に必要不可欠な住家の被害認定調査を行ってきました。派遣中は余震も多く、少し怖いと感じることもありましたが、被災された方の力になりたいとの思いで業務に臨みました。
被災地の方々は、大変なはずなのにとても優しい言葉をかけてくださり、逆に励みになりました。

◆ライフラインの状況
生活に必要不可欠な水道、電気などのライフラインの復旧状況は以下のとおりです。

◆被災者の住まいの状況
多数の住宅が被害を受け、未だ多くの方が避難所生活を余儀なくされています。志賀町では応急仮設住宅が建設中で、トレーラーハウスやプレハブ住宅などの1次入居申し込みが終了しています。

◇避難所の様子
避難所は段ボールベッドが用意され、床からの冷気や粉塵の吸引を抑止しています。

◇トレーラーハウス
大家族(4人以上)が申し込みをすることができます(1LDK)。

◇プレハブ住宅
単身者や小家族(2~3人)が申し込みをすることができます。

◆志賀町では罹災証明書を発行中
災害により住まいが被害を受けたとき、様々な支援を受けるためには、市町村が発行する「罹災証明書」が必要となります。罹災証明書とは、災害による「住家の被害の程度を証明する書面」で、被災者生活再建支援金※等の申請などに利用します。

※被災者生活再建支援金とは、一定規模の自然災害で住宅に損害を受けた方に対し、生活再建のための支援金が支給される制度です。
その他にも、様々な支援制度が用意されています。詳しくは、右記二次元コード(本紙参照)からご確認ください。

問合せ:防災交通課

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