「高齢者福祉計画及び第9期介護保険事業計画」では、高齢者一人ひとりが、いつまでも生きがいを持ち、住み慣れた地域で安心して生活できる社会を実現するため、基本理念を「自然豊かなふるさとでいつまでも心豊かに元気で暮らせる長寿社会の実現」に決定しました。基本理念の実現に向けて、健康づくりや地域づくりなど、様々な課題の解決を目指して取り組んでいきます。
◆計画期間
令和6年度~令和8年度
◆計画の基本目標
基本理念の実現に向けて4つの基本目標を掲げました。
(1)生涯にわたる健康・生きがいづくり
今年度からリニューアルした、誰もが楽しめる「元気アップ教室」や、今年度3回目となる「南知多町福祉敬老フェア」の開催などを実施します。
(2)お互いにいたわる高齢者福祉の充実
高齢者が抱える困りごとを住民同士で解決する「ミーナ助けあい隊」のさらなる推進や、外出が困難な方への移動支援策についても検討していきます。
(3)安全・安心な暮らしが実現できる地域づくり
人生の最期をどのように迎えるかを考える「人生会議」や「人生手帳(エンディングノート)」の普及・啓発を行います。また、行方不明になった認知症の方を速やかに発見・保護することを目的とした「かえるネット南知多」のネットワーク登録者数の増加を目指します。
(4)質の高い介護サービスの提供
介護事業の担い手となる人材を今後も確保していくため、介護事業者と定期的な会議を開催し、人材確保のために連携していきます。
◆月額保険料基準額
5,200円
本町では、65歳以上の人口に占める要支援・要介護認定者の割合が増加し、1人あたりの保険料負担割合は増加していくことが見込まれます。保険料額の急激な増加を抑制するために、介護給付費準備基金を活用することで、1人当たり300円程度軽減し、第8期の5,000円から「5,200円」に引き上げることを決定しました。
問合せ:ふくし課
【電話】内線133~135
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