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自治体の皆さまへ

市民の宝箱 (休館前)名古屋市博物館を見に行こう!

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愛知県名古屋市

■2023年10月から2026年9月、3年にわたり長期休館し、リニューアルします
□〔集める〕市民が作り上げたコレクション-9割以上が寄贈で成り立つ収蔵品-
市博物館では尾張を中心とした地域の考古・歴史・美術工芸・民俗資料を収集
※展示替えのため内容がかわることがあります。

◎昭和47年(1972)、グアム島で発見された日本兵、横井庄一(よこいしょういち)さんの生活資料
愛知県出身の横井さんがグアム島のジャングルでの生活を公開するために市博物館へ寄贈したもの
資料は地域の歴史や文化を伝えるのに欠かせないものなのじゃ

◎くらしのうつりかわり資料せんたく板とローラー付き洗濯機
市民からの寄贈。小学3年生で学ぶ「市のうつりかわり」を実物から知るために、市立小学生が校外学習で毎年多数訪れる

◎ロダン「考える人」
開館時に寄贈されたもの。国内に4体しかないオリジナルのうちの1体

□〔調べる〕「モノ」から「貴重な資料」へ学芸員が命を吹き込む
展示は企画から開催まで少なくても2年ほどの準備が必要。
関連した他館や個人所有の資料を調査・撮影したり、先行研究となる何百点もの書籍や論文を読んだりして、展示を構成

◎出版された「猿猴庵(えんこうあん)の本」
展示されるのは、ほんの一部。資料の全容がわかる書籍を出版することもあります。

□〔活かす〕貴重な資料が地域で活用され、生活がよみがえる
貴重な歴史資料や地域の文化資源は展示されるだけでなく、地域で活用されることも。博物館は、資料を通して地域と連携する場でもある

◎御鍬祭真景図略(おくわまつりしんけいずりゃく) 文政10年(1827)
文政10年のお鍬祭りの行列を描いた資料で、仮装、踊り、造り物で構成された賑やかな様子が伝わる

◎お鍬祭りの招き猫 平成19年(2007)
市博物館所蔵の上記資料をもとに再現された60年に1度の「お鍬祭り」の造り物

□〔語る〕博物館の展示資料が今を生きる市民に語り掛ける
貴重な歴史資料や地域の文化資源は展示されるだけでなく、地域で活用されることも。博物館は、資料を通して地域と連携する場でもある

◎特別展 The 名古屋市博物館 豊臣家文書収集と博物館の現在地
市博物館がこれまで行ってきた資料の収集や調査、活用などを取り上げ、リニューアルで目指す新しい市博物館の姿を紹介
期間:4月29日(土曜日・祝日)から6月11日(日曜日)
料金:中学生以下無料 高大生500円 一般800円

◎重要文化財 豊臣家文書
豊臣秀吉の妻おねの実家に伝わった古文書の数々。秀吉が天皇から関白に任じられたことを示す証書など
日本の歴史上きわめて重要な資料ばかり。必見じゃ!

◎特別展 水木しげる生誕100周年記念 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展
期間:7月15日(土曜日)から9月24日(日曜日)
※常設展「尾張の歴史」もあわせてお楽しみください。

□2026年9月(予定)新しい博物館の姿
開館以来40年以上、市民の皆さまに愛されてきた市博物館は、施設の老朽化のためリニューアル。
「名古屋の歴史文化から『未来をつくる博物館』」をコンセプトに生まれ変わります!

□共通事項
問合せ:同館(瑞穂区)
【電話】052-853-2655(月曜日休み)
【FAX】052-853-3636
名古屋市博物館ホームページはこちら(本紙参照)

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