■夢は、日本代表
當房琉生(とうぼうるい)さん(北山小6年)
10月14日に開催された第17回西日本小学生ソフトテニス選手権大会の個人戦ダブルスで準優勝し、2024年1月13日に開催される全日本小学生東西対抗大会の西日本メンバーに選ばれたソフトテニスクラブ「AJクラブ」に所属する當房琉生さん(11歳)。10月22日には、愛知県小学生秋季大会東尾張地区予選で初めてシングルスにも出場し、見事優勝を飾ります。
3人の兄もソフトテニスをしている當房さん。「兄たちが楽しそうにソフトテニスをしている姿を見て、自分もやってみたい」と思い、小学2年生の時に知多地方を拠点としたAJクラブに所属します。サッカーに挑戦したこともありましたが、ソフトテニスの魅力が忘れられず、練習を重ね、小学2年生の時から毎年県大会出場を果たしています。
「ラケットの真ん中にボールが当たった時の気持ち良さが魅力です。他にも、ダブルスで協力して、考えながらプレーをしているときが楽しいです」とソフトテニスの魅力を話します。同学年であるペアの選手とは、ソフトテニスを始めた時からダブルスを組んでいます。「ペアとは、味方でもあるけど、ライバルでもあります。それでもお互いにアドバイスを出して高め合っています」と日頃の練習の様子を語ります。夏休みには、体力づくりのため、父と毎日10キロ走り、サーキットトレーニングを続けてきました。「小学2年生から続けているので、だんだん体力が付いてきて、練習がつらいと思ったことはありません」と胸を張ります。「自慢できるプレーは、高い打点から速い球を打つフラットサーブ」と話す當房さん。ソフトテニスを始めた頃は、アンダーサーブしか練習していませんでしたが、小学3年生の時に「フラットサーブの方が攻めることができると思い、練習を続けてきました」と話します。今では自分の持ち味となったサーブは「相手が取りにくいよう、ラケットを持つ手と反対側の位置を狙って打っています」と初めから相手を攻めます。
今後は「シングルスで活躍するためには、もっと体力が必要だと思っています。兄に練習に付き合ってもらい、アドバイスをもらって、体力を付けていきたいです」と練習にも前向きです。「将来は、日本代表の選手になりたいです。県大会で優勝して全国大会に親を連れて行き、感謝の気持ちを伝えたい」と目を輝かせます。
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