市内のヤングケアラーの実態を調査するとともに、ヤングケアラーについての認知度の向上を図るため、市内の小学5年生と中学2年生、小・中学校と高校の教員を対象にアンケートを行いました。主な回答結果をお知らせします。
ーDATAー
調査期間:令和4年12月13日~23日
調査方法:WEB回答方式
回収数:
・小学5年生…254人
・中学2年生…445人
・教員…228人
◆小・中学生向けアンケート
▽世話をしている家族の有無
・約30人に1人の子どもが、「世話をしている家族がいる」と回答しました。
・世話をする対象は、年下のきょうだいや母親が多く、家事や見守りといった世話をしていることが分かりました。
◆教員向けアンケート
▽ヤングケアラ―ではないかと感じる子どもの有無
・約半数が、「わからない」と回答しました。
・「いる」と感じる子どもの状況については、「欠席が多く、不登校傾向にある」「書類の提出遅れ・忘れが多い」などが挙げられました。
■子どもが子どもらしく過ごせるまちへ
「市のヤングケアラ―支援事業」
▽ヤングケアラーって?漫画で分かりやすく紹介
子どもたちにヤングケアラーについて知ってもらうため、身近な事例を取り上げた漫画を作成し、市内の小学5年生~高校3年生に配布しました。市ウェブサイトでもご覧いただけます。
▽気軽に相談してください
「LINE相談・電話相談」
子どもたちがヤングケアラーについて気軽に相談できる場として、専門家によるLINEでの相談を行っています。
・LINE相談
・ヤングケアラー支援
【電話】0120-556-501
問合せ:福祉総合相談室
【電話】45-6219
<この記事についてアンケートにご協力ください。>