食を通した多世代のつながりを。(1)

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コロナ禍で人と関わる機会が減ったことから、身近な場所で気軽に交流できる地域の居場所のニーズが高まっています。
今後、持続可能な社会を実現するためには、世代や分野を超えた地域のつながりをつくる必要性があります。
今回の特集では、「食」を通して地域のつながりをつくる「全世代型サロン」について紹介します。

■全世代型サロンとは
「食」を通して、子どもから高齢者まで世代を超えた地域住民同士のつながりを築き、交流の場を提供するために地域に設置されるサロン(居場所)のことです。現在、市内に4カ所開設しています。

○食事の提供
無料または低価格で、栄養バランスの取れた食事を提供しています。

○遊びの企画
レクリエーションや学習支援などを地域団体と連携して行っています。

○月1回開催
月1回以上、多くの人が集まりやすい土・日曜日に開催しています。

○公民館でも開催
公民館で開催しているところもあります。
駐車場があるほか、備品もそろっています。

市では、「第2次大府市地域福祉計画」の中で、全世代型サロンの推進を重点事業に掲げています。
令和12年度までに市内10カ所に設置することを目標にしています。

■全世代型サロンのメリット
MERIT1…誰でも、誰とでも参加できる
子どもや高齢者、障がいのある方、親子や友達同士、ご近所さんなど、誰でも、誰とでも参加できます。

MERIT2…地域でのつながりができる
食事後のレクリエーションなどで、他の参加者と交流することができ、地域に顔見知りが増えます。

MERIT3…おいしい食事が低価格で食べられる
「皆さんにおいしいものを食べてほしい」とこだわったメニューで、季節の野菜をたくさん使った栄養バランスの取れた食事が食べられます。